たくさんセックスをすることで幸せを感じると同時に「他人より」たくさんセックスをすることでも幸せを感じるという研究結果が報告されました。
自分がご近所さんよりもたくさんお給料をもらっていたり、友だちよりもいい成績を取ることで幸福感を感じるように、友達やご近所さんより自分がより多くセックスをしているということで人は幸せを感じることがコロラド大学の社会学者のグループによって明らかにされました。
研究チーム代表のTim Wadsworth教授によると
「セックスをより頻繁にすることで人は幸福を感じるようになるが、『相対的に』回数が増えることでも同様に幸福を感じる。自分が他の人々よりもたくさんセックスをしていると考えることでも幸せになれるのだ」
とのこと。
調査では1993年と2006年に計15386人に対して生活と幸福の度合いについての調査を行いました。その中では収入、教育、婚姻関係の有無、健康など、多様なステータスを考慮し、調整した上で比較を行なっています。
それによると月に2,3回のセックスを行っている人は、過去12ヶ月セックスをしていない人よりも33%程より幸せだとの回答を示しました。
また、週1回程度のセックスを行なっている人は44%もより幸せだと回答、週2,3回セックスをしている人は55%にも及ぶ人が1年セックスなしの人よりも幸せだと回答しています。
ただし、月に2,3回セックスをする人が、自分の仲間は週1回セックスをしていると信じ込んでいると、より幸せだと感じる人の割合は14%まで減少していたことをWadsworth教授は発見しました。
「通常私達は自分より下を見ることによって自分が満たされていると考えないが、よりよい生活をしている人を見ると自らに不十分さを感じてしまう。つまり、周りが自分より貧しい時でないと自分は富んでいると感じないし、他人が自分よりセックスをしていない状態でないと自分の性生活が豊かだとは感じないのだ」
と述べています。少々逆説的な言い方ですが、他人との比較の中で自分の幸福度を計ってしまう人間の性がよく現れています。
また、これはアメリカ合衆国での調査なので、日本ではどうかと考えると結果は多少違ってくるかもしれません。より貧しい人、セックスしていない人を見て「俺はあいつらよりマシだから幸せだ」と感じる人も少なくないようには感じます。
Sex makes us happy - as long as we are having more than our neighbours - Telegraph
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