発表と同時に多大に物議を醸し出した新型eneloopがついに発売されました。
これを受けて三洋ブランドが消滅したことになります。
「三洋」ブランドが国内から消滅 「エネループ」新シリーズ発売 - SankeiBiz(サンケイビズ)
産経新聞社の報道によると、パナソニックの新型eneloopが発売されたことで、三洋ブランドの製品が国内から消滅したそうです。
これは同社が2009年に三洋電機の子会社化を進めてブランドを整理してきたことによるもので、eneloop同様、米からパンを作れる「GOPAN」や携帯型カーナビ「Gorilla」などの人気商品はパナソニックブランドに衣替えされています。
従来のeneloopのデザイン
新型では「Panasonic」という製品名であるかのような変更っぷりです。
ちなみに斜めドラム洗濯機「AQUA」などの三洋電機の洗濯機事業や家庭用冷蔵庫事業などについては2011年に中国のハイアールに特許やノウハウを含めて100億円で譲渡済み。また、初代INFOBARなどを製造してきた携帯電話事業はパナソニックの完全子会社となる1年前の2008年に京セラへと売却されています。
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