「eneloop(エネループ)」の新型発表、パナソニック傘下でブランドの扱いが悲惨なことに

このエントリーをはてなブックマークに追加



出荷本数2億5000万本を記録した人気充電池「eneloop」の新型が発表されました。

三洋電機の完全子会社化に伴い、パナソニックブランドとして生まれ変わることになりましたが、パナソニックが今後「eneloop」をどういう位置付けにするつもりなのかがよく分かる、悲惨なことになっています。



ニッケル水素電池「エネループ」「充電式エボルタ」シリーズを発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic

パナソニックのプレスリリースによると、同社は4月26日から電池の構成材料である正極材料を改良することで、くり返し回数および容量を向上させたニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」「充電式EVOLTA(エボルタ)」の新シリーズを発売するそうです。

発売されるのは「エネループ プロ」「エネループ」「エネループ ライト」とハイエンドおよびスタンダードの「充電式エボルタ」、そして「充電式エボルタ e」の6種類でいずれもオープン価格。

ここまではただの新製品発表ですが、問題なのはデザイン。従来のeneloopはこのようなデザインでしたが……


新発売のeneloopはでかでかと「Panasonic」のロゴが。


「eneloop」のロゴが大きく描かれ、左下に「SANYO」のロゴが配置されていた従来版のパッケージ。


新たなパッケージではメーカー名とブランド名が逆転。長い時間をかけて定着したブランドをないがしろにしているように思えるのは気のせいでしょうか。


なお、パナソニックは三洋電機が展開していた外付けバッテリーシリーズ「eneloop Mobile Booster」を「USBモバイル電源」という実もフタも無い名前に変えてパナソニックブランドで販売しています。


パナソニック公式ページ内の「eneloop」特設ページ。「2013年4月26日、パナソニックブランドに生まれ変わります!」という一文など、やけに「パナソニック」という文字が見受けられますが、これから先eneloopブランドはゆるやかに縮小していくということなのでしょうか。

NEWエネループのご紹介 | eneloop(エネループ) | Panasonic


ちなみにパナソニックはグループ内での重複事業の解消策として、2011年10月に三洋電機の洗濯機事業や家庭用冷蔵庫事業、東南アジア4ヵ国における白物家電販売事業などを中国のハイアールに100億円で譲渡。

水も洗剤もいらない洗濯機「AQUA」をはじめとした各種製品の特許やノウハウを競合メーカーに売り渡す形となるなど、旧三洋電機の事業への扱いは決して良いものとは言えない事態となっています。


・関連記事
NTTドコモがXiを「docomo LTE Xi」にさりげなく名称変更、ブランド戦略の失敗か | BUZZAP!(バザップ!)

パナソニックが事業数を3分の1削減へ、テレビや携帯電話、デジタルカメラ撤退も検討か | BUZZAP!(バザップ!)

パナソニックの生存戦略を賭けた「ELUGA X P-02E」レビュー | BUZZAP!(バザップ!)

万能外付けバッテリー「Energizer XP18000A」登場、ノートPCやスマフォなどあらゆる機器をカバー | BUZZAP!(バザップ!)

「USBモバイル電源」全モデルが値下がり、スマフォをガッツリ充電できてお手ごろ価格 | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加