カメラは手に持って撮るもの、というのが常識でしたが、野球ボールのような、投げながら映像を撮れるカメラが開発されています。
ボストンで活動する発明家のSteve Hollingerさんが作り上げた「Squito」は野球ボールくらいの大きさの球状カメラで、360度のパノラマ写真や動画を撮影できます。デザインはなんとなくポケモンのモンスターボールを思わせます。現時点ではこのカメラは開発中ですが、既にアメリカの特許も取得済みとのことです。
本人のアップした動画には、投げている間にどのように映るのかも見ることができます。空中にある間はカメラは回転しまくっていますが、出力される映像はスタビライズされており、しっかりパノラマで撮影されています。
Squito"! Throwable 360° Panoramic Camera - YouTube
災害現場でのレスキュー用、研究用を始め、人間が簡単に撮影できないような場面で魅力的な映像を撮影する手段になりそうです。打ち上げ花火と一緒に打ち上げて撮影してみるのも面白そうですね。
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