NVIDIAの次世代モバイル向けCPU「Tegra 3」を搭載したスマートフォンが一挙に発表されました。Blu-rayクオリティの動画再生も可能になるという、とんでもないスペックを実現しています。
詳細は以下の通り。
NVIDIAのプレスリリースによると、スペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2012」において、同社のモバイル向けクアッドコアプロセッサ「Tegra 3」を搭載したスマートフォンが、一挙に発表されたそうです。
発表されたのは富士通の「Ultra High Spec Smartphone」や「HTC One X」「LG Optimus 4X HD」「ZTE Era」「K-Touch Treasure V8」の5機種。
Tegra 3は最高1.5GHzで動作する4つのコアに加えて、別途消費電力などを管理する専用のコアを備えた4+1コアのCPUおよび3D立体視もサポートした12コアのGPUで構成。高いパフォーマンスと超低消費電力を兼ね備えているのが大きな特徴。
現在さまざまなタブレットやスマートフォンに採用されている「Tegra 2」と比較して、最大5倍のパフォーマンスを得られるとされており、Blu-rayディスクのビットレート(36Mbps)とほぼ同じ、40Mbpsの1080pハイプロファイル・ビデオ再生をサポート。
今回発表された5機種すべてがバッテリー寿命を延ばしつつ、超高速のウェブブラウジング、クオリティの高いゲーム、究極のマルチタスクを実現しているとされています。
傷に強いゴリラガラス採用の4.7インチのHD(1280×720)液晶、0.7秒駆動が可能な800万画素カメラなどを備えた「HTC One X」
4.6インチのディスプレイや1310万画素カメラ、指紋センサーを搭載した防水・防塵タイプの「Ultra High Spec Smartphone」は富士通製。
4.7インチのHD(1280×720)IPS液晶、裏面照射型CMOSセンサー採用の800万画素カメラなどを備えた「LG Optimus 4X HD」
4.3インチQHD(960×540)液晶を搭載し、7.8mmの薄さを実現した「ZTE Era」
「K-Touch Treasure V8」
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