KDDIがauショップを使った物販サービス「au WALLET Market」を明日から提供します。詳細は以下から。
「au WALLET Market」が8月25日オープン! | 2015年 | KDDI株式会社
KDDIのプレスリリースによると、同社が8月25日(火)からau SHINJUKU、au OSAKA、au NAGOYA、au FUKUOKAで提供を開始する「au WALLET Market」は、auショップスタッフがタブレット端末を用いて、ユーザーの属性に合わせた食品や生活用品、嗜好品などを紹介し、購入をサポートするもの。
「安心・安全の食材」「日本全国産直品」「こだわりのスペシャリティーコーヒー」「天然水のウォーターサーバー」「話題のIoT製品」などが厳選され、支払いはWALLETポイントでも可能。
ネットショッピングサービスのルクサと協業することで、高級レストランやエステ、舞台のチケット、ブランド家電、最新IT機器などをタイムセール形式で提供されます。
なお、9月1日から直営店以外の108店舗に取扱店舗を拡大するほか、2015年内には全国のauショップで取り扱いを開始する予定です。
◆発表会の様子
KDDI株式会社 コンシューママーケティング本部 コンシューマビジネス開発部長 村本伸弥氏が登壇しました。
モバイルサービスではなく、リアルサービスを提供するau。auポイントと連動させた「au WALLET」はプリペイドサービスが1400万、クレジットサービスへの加入が100万を突破しました。
進む少子高齢化や共働き、都道府県で異なる人口増減など、市場環境が大きく変化することを受け、消費行動がさらに多様化するとみられる日本。ユーザー、auショップ、パートナーをKDDIが結ぶ形で「au WALLET Market」が8月25日からスタートします。
au WALLET Marketは通常のネット通販とは異なり、auショップの「顔の見える接客」が強み。
単なる物販にとどまらず、ユーザーのライフステージに合わせた需要を創出するのがau WALLET Marketのねらいです。
購入は簡単で、auショップの待ち時間に買い物できます。
auショップ自体も改装。くつろげる空間を目指し、品質にこだわったアイテムを提供します。
具体例。生鮮食品やコーヒー、富士の名水、IoT製品などを取り扱います。
さらにネットでもルクサと提携してオンラインショップを提供。タイムセール形式でさまざまな商品が安価に提供されるショッピングモールです。
食だけでなく、美容や遊び、住まいなど、取り扱い製品は多岐に渡ります。
◆質疑応答
時事通信橋本:
新しいau WALLET Marketの売り上げや利用者目標の数字は?
KDDI:
社内では非常に大きな目標を課されていますが、今は非公開とさせていただきます。
サーチナニュース 徳永:
リアルとネットのサービスの違いは?リアル、ネット店舗だけでできることはある?
KDDI:
そもそもビジネスモデルが異なる。auショップで取り扱う商品は「いつもそこに行けば買えるもの」、ネットショップは日々商品が変わっていく。そこが大きな違い。
?:
ルクサ自身もタイムサービスを提供しているが、au WALLET Marketとは被る?
KDDI:
商品に関してはサービス開始当初はau向けに特化したもので、差別化する。大きな違いはau WALLET Marketのルクサ版は、auユーザーがポイントが貯まるところ。
日本流通産業新聞社 徳永:
auショッピングモールとau WALLET Marketの連携は?
KDDI:
現状では連携を考えていません。
日経 高槻:
auショップでのオペレーションについて。色々な人が来店すると思われるが、購買プロセスを挟むことで顧客満足度は低下しないか。ウォーターサーバーが取扱商品の代表例にあったが、電気や保険も販売するのであれば、説明もかさむ。そうすると待ち時間が余計長くなるのでは?
KDDI:
基本的には待ち時間を使うものなので、顧客満足度が損なわれたり、接客時間が伸びたりということは無いと考えている。無機質だった待ち時間に価値を見いだすものととらえているので、接客時間などをいたずらに長くすることはないのではないか。
読売新聞:
どんな品目を何種類売るのかを教えて欲しい
KDDI:
正直どれくらいの品目をというのはあまり考えていない。多すぎても価値を提案するのがなかなか難しくなる。定期購買は品目は少なくともビジネスとして成り立つ。価値あるものに商品を絞っていく。
読売新聞:
明日の段階では?
KDDI:
明日の段階では店頭では400弱。ネットに関しては700品目で開始。
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