ドコモが今後、スマホを数万円値上げする方針であることが明らかになりました。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは近くスマホを1~2万円値上げするそうです。
これは携帯電話販売店に支払う販売奨励金を減らすことによるもので、値上げ幅は機種により異なるものの、iPhoneなどの主要スマホを1~2万円引き上げたあと、さらに段階的に引き上げる考えとのこと。つまり今後、スマホの本体価格が数万円値上がりするわけです。
なお、ドコモがスマホの値上げに踏み切るのは、総務省が求める料金引き下げを実現するため。
携帯各社はMNPを利用して2年契約したユーザーに、月々の通信料金を割り引いて端末代を実質0円にする販売手法を導入していましたが、ドコモが方針を転換する初の携帯電話会社に。販売代理店が独自のキャンペーンとして実質0円での販売を続けないよう、周知を徹底するという念の入れようです。
また、ドコモは今月末に料金引き下げの第1弾として、家族割引の拡充を柱とする新プランを公表する方針。ソフトバンクが4月以降に導入する1GBプランのような、月々の通信量が少ない割安プランについても検討するとされています。
ドコモ「実質0円」撤廃 スマホ1万~2万円値上げ :日本経済新聞
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