auが昨年から提供しているオリジナルブランド「Qua」シリーズ。
あくまで同じブランドではあるものの、製造を手がけるメーカーは毎回変わっているわけですが、auの2016年夏モデルでは「isai」シリーズやNexus 5XなどでおなじみのLGが担当することになりました。
安価なスマホにもかかわらず、本格写真撮影を楽しめるなど、なかなかの作り込みっぷりです。詳細は以下から。
これがQua phone PXおよびQua tab PX。いずれもLGが製造を担当しており、前モデルのQua phoneおよびQua tab 02同様、揃えたデザインが特徴。
約5.2インチフルHD(1920×1080)IPS液晶を備えたQua phone PXは夏モデル最軽量・最薄で3000mAhバッテリーを実現しています。
Qua phone PXはisai vividのようにマニュアル撮影ができる1610万画素背面カメラと、800万画素前面カメラを搭載。廉価モデルにもかかわらず、とにかく写真撮影を重視したのが特徴です。
isai vivid(下)と並べてみたところ。
Qua tab PXはワンタッチでブルーライトをカットできる、目に優しいディスプレイを採用。Word、Excelをプリインストールするなど、ビジネスでの利用も想定したモデルです。
なお、Qua phone PXおよびQua tab PXは基本的に「Qua phoneで写真を撮ってQua tabで見る」という、フォトライフの充実を意識したモデルで、プリインストールの「au Gallery」アプリを使うと、Qua phone PXで撮った写真をWi-Fi DirectでQua tabに直接転送可能。クラウドを介さないのでパケット通信が発生せず、旅行先でも安心して使えます。
さらにペア設定が簡略化されたほか、「スマホ画面リンク」でQua phoneの画面がQua tabにそのまま吸い込まれているかのような感じに。「つづき見クイック」でスマホ操作をしなくてもタブレットのロック画面からつづき見できるようになるなど、セットでの利用を促進すべく、全体的に使い勝手が向上しています。
他にもauのEメール(ezweb.ne.jp)がIMAPおよびマルチアカウント対応することで、スマホとタブレットでメールを完全同期することも可能に。「マガジンビュー」によってメルマガやauが配信したEメールの見やすさ向上するなど、メール周りにも手が加えられています。
・Qua phone PX(LG製、7月上旬発売予定)
ディスプレイ:約5.2インチフルHD(1920×1080)IPS液晶
CPU:Snapdragon 430
メモリ:
カメラ:背面1610万画素、前面800万画素
バッテリー:3000mAh
防水、防塵:対応
対応ネットワーク:下り最大150Mbps(au 4G LTE)、WiMAX 2+
・Qua tab PX(LG製、7月上旬発売予定)
ディスプレイ:約8.0インチWUXGA(1920×1200)IPS液晶
CPU:Snapdragon 617
メモリ:
カメラ:背面500万画素、前面500万画素
バッテリー:4800mAh
防水、防塵:対応
対応ネットワーク:下り最大150Mbps(au 4G LTE)、WiMAX 2+
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