世界をまたにかけたネット上の恋愛が悲しい終わりを迎えました。詳細は以下から。
日本では、ネットの出会い系であなたといい雰囲気になるセクシーで積極的な女の子はリアルには存在しておらず、アカウントの中ではおっさんががんばって動かしていることはもはや常識中の常識となっています。
かつてそんな非存在セクシー女子に振り回されて待ち合わせをすっぽかされて枕を涙で濡らした男子やおっさんも多いのではないでしょうか?
ですが、今回の話はスケールが違います。オランダから中国へ、8000kmを超えたネット恋愛は辛い終わりを迎えました。
41歳のオランダ人、Alexander Cirkさんにはソーシャルネットワーキングアプリで知り合った26歳の「彼女」がいました。2ヶ月前にネット彼女になったばかりZhangさんに会おうと、Cirkさんは中国行きのエアチケットを取り、中国湖南省の長沙黄花国際空港へと飛んでしまったのです。
Cirkさんはこの空港でZhangさんと会うつもり満々でしたが、Zhangさんは空港に姿を見せませんでした。しかしCirkさんは諦めず、空港でそれから10日間もの間待ち続けました。しかしZhangさんは一向に現れません。
ついに肉体疲労で動けなくなったCirkさんは病院に搬送されて入院。ようやく退院した後もZhangさんに会うことはできず、失意の帰途につきました。
ではZhangさんは存在しているのか、それともおなじみの非存在女子だったのかということですが、Zhangさんはこのニュースが報じられた後、放映したテレビ局Hunan TVに連絡を取っています。
ZhangさんはそこでCirkさんとの関係について、「実際に会うまで1年は待とう」と話し合って決めていたとしており、Cirkさんがエアチケットの写真を送った時も冗談だと思っていたということ。また、「最初はロマンチックな関係だったのに、最近はなんだか無神経だったの…」とも話しています。
また、Cirkさんが空港を訪れた時にZhangさんは河南省鄭州市で美容整形手術を受けている真っ最中で、携帯の電源がオフになっていたということです。ZhangさんはCirkさんとの関係をやり直すつもりはあるようですが、その後Cirkさんとの連絡はとれていません。
‘Stood up for 10 days’
CCTV Africaさんの投稿 2016年8月3日
A Dutch man flew over 5,000 miles to China to meet Chinese woman he met online but he was left...
1年待とうという話になっていたのに2ヶ月で辛抱溜まらなくなってしまったアラフォー男性の無謀なる突進劇ということになるでしょうか。しかも彼女の美容整形手術の当日に着いてしまって10日間待ちぼうけというのは、あまりにも散々な巡り合わせと言わざるを得ません。
ここでの教訓は「デートの約束はしっかり取り付けよう」ということになります。くれぐれも相手の都合を考えず、自分だけで盛り上がって突っ走らないことが大切です。
Dutch man waits 10 days in Chinese airport for 'girlfriend' - BBC News
Dutchman flies to China to see online girlfriend, lives in airport for 10 days waiting for her to show_ Shanghaiist
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