有機ELパネルが調達できないことを受け、Xiaomiの主力スマホの発売が遅れる上、仕様がダウングレードされたものになる可能性が浮上しました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、SamsungがXiaomiの次期フラッグシップスマホ向けに6インチQHD(2560×1440)の従来型有機ELパネルを供給する見通しであることを韓国紙が報じたそうです。
Samusungは2017年12月に100万枚、2018年1月には220万枚のパネルを供給するとみられています。
なお、Xiaomiは本来、次期フラッグシップスマホにLGディスプレイが手がける5.49インチのフレキシブル有機ELパネルを利用する方針でしたが、LGディスプレイのライン立ち上げが遅れたことを受け、調達先をSamsungに切り替えた上でフレキシブル有機ELパネル非採用に仕様をダウングレードする事態に。
さらに次期フラッグシップスマホの発売は当初予定していた2017年下半期から、2018年早期へとずれこむ可能性があることを業界関係者は明かしています。
ちなみにSamsungはHuawei、Oppo、Vivoといった中国のスマホメーカートップ3と有機ELパネル供給について契約を締結済み。ここにXiaomiも加わることで、主要な中国メーカーの大半をカバーすることになります。
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