CMは時にとんでもない世界観を見せてくれることがあります。詳細は以下から。
まだまだアイスクリームの美味しい季節が続いていますが、冷凍庫の中に放り込まれたような恐ろしいアイスクリームのCMが話題になっています。
このCMを作り上げたのは2016年に突如現れたアメリカ合衆国のアイスクリームメーカー、Halo Top。日本ではまだWikipediaすら作られていないほどに無名ですが、ローカロリーでプロテインが多い健康志向であり、パッケージの可愛らしさなども相まって急激に売り上げを伸ばし、あのハーゲンダッツを追い抜いてアメリカ合衆国で最も売れたアイスクリームの座を獲得しています。
そんなHalo Topの作り上げたCMはこちらもひと味違いました。太陽の溢れる夏の情景も、シックでエレガントな高級感もそこには欠片もありません。目を瞑る老女の後ろに見える白く光る床はどう見ても「2001年宇宙の旅」のあの場面です。ここからはぜひ動画で。
EAT THE ICE CREAM - YouTube
「Everyone you love is gone. There is only icecream(貴女の愛する人はもう誰もいない。もうアイスクリームしかない)」というパンチラインは完全にSF超大作映画のトレイラームービーでしかありません。
アイスクリームのCMなのに「アイスクリーム食ってる場合じゃねえよ」としか思わせないこのセンスには脱帽です。なお、当然ながら最後のオチはしっかり「I scream」となっており、見ている側としてはぐうの音も出ません。
今後間違いなく日本にも鳴り物入りで上陸してくることになるであろうHalo Top、この期にチェックしておくとよいかもしれません。
Watch_ The most disturbing ice cream commercial ever made _ Boing Boing
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