2012年6月度、7月度に続いて8月度もUQ WiMAXが純増数トップに躍り出たことが明らかになりました。
詳細は以下の通り。
◆2012年8月度もKDDI陣営が純増トップ
契約数月次データ : 携帯電話等契約数 | 企業情報 | NTTドコモ
移動通信サービス月次契約データ | データ集 | KDDI株式会社
月次契約数データ | ソフトバンクモバイル株式会社
WILLCOM|加入者情報
2012年8月 月次契約数|お知らせ|Wireless City Planning 株式会社
携帯電話各社の契約者情報ページによると、2012年8月度の純増数は以下。単独で見るとトップ3はUQコミュニケーションズ、ソフトバンクモバイル、KDDIの順番に。
NTTドコモ…8万1200
KDDI…16万1900
UQコミュニケーションズ…24万5100
ソフトバンクモバイル…21万7200
ウィルコム…5万4100
ワイヤレスシティプランニング…7万600
UQコミュニケーションズはKDDIの関連会社、そしてウィルコムおよびワイヤレスシティプランニングはソフトバンクの子会社およびグループ会社であるため、グループ全体の契約数を合算した上で各陣営を比較すると以下となり、2012年4月度から8月度までKDDI陣営がトップということに。
NTTドコモ…8万1200
KDDI…40万7000
ソフトバンク…34万7300
◆UQコミュニケーションズが3ヶ月連続でシェアトップに
6月度、7月度に続いてもシェアトップに躍り出たUQコミュニケーションズですが、純増の背景にはKDDIの2012年夏モデルとして発売されたWiMAXスマートフォンや、3GとWiMAX両対応のモバイルルーターなどの新規契約および機種変更、そして「UQ WiMAX」を単独で契約するユーザーがいたことが挙げられます。
また、「UQ WiMAX」のように回線単独でのサービス提供が行われておらず、ソフトバンクモバイルの3G回線もセットで契約したことになるワイヤレスシティプランニングの「Softbank 4G」については、基本使用料が3880円になる「4Gデータ通信バリューキャンペーン」を受けて、純増数が5万8600(7月度)から7万600に微増。
微増分はソフトバンクモバイル本体の純増数にもそのまま上積みされることから、実にソフトバンクモバイルの純増数の3分の1が「SoftBank 4G」の契約によるものとなっており、今後「Softbank 4G」対応スマートフォンがリリースされることで、その流れはさらに加速するとみられます。
相変わらずKDDI陣営とソフトバンク陣営の勝負となっている感の強い純増数競争。今月はついに「iPhone 5」が発表される見通しであるため、これから秋冬商戦にかけて血で血を洗うかのような壮絶なバトルが繰り広げられることが予想されます。
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