「真のファンサービス」とは何なのかをXiaomiが身をもって教えてくれました。
思わず胸が熱くなる詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Xiaomiが2011年に初めて発売したフラッグシップスマートフォン「Xiaomi Mi 1」を予約購入したすべてのユーザーに全額返金することを表明したそうです。
対象ユーザーは18万4600人におよび、Xiaomi Mi 1の本体価格が1999人民元(約3万4000円)だったため、返金額は実に3億7000万人民元(約63億円)にのぼるとのこと。
現金ではなくオンラインストアのクレジットがキャッシュバックされる形ですが、Xiaomiファンには間違いなくうれしいプレゼントです。
Xiaomi Mi 1本体。4インチフルWVGA(854×480)ディスプレイ、クアルコム初のデュアルコアプロセッサ「Snapdragon S3(MSM8260、1.7GHz)、1GB RAM/4GB ROM、800万画素カメラなどを採用していました。
ソニーがイケイケだった頃に出した「Xperia acro HD」とほぼ同スペックと考えると、ピンとくる人もいるかもしれません。それにしてもソニーとXiaomiのスマホ事業、どうしてここまで差が付いたのか……
今はなき第4の携帯電話会社「イー・モバイル」の有機ELディスプレイ採用スマホ「Dell Streak Pro」ともほぼ同じスペックでした。Dellは世界有数のパソコンメーカーですが、この年にスマホ事業からの撤退を表明しています。
10年で世界トップクラスのスマホメーカーに上り詰めたXiaomi。日本での認知度も否応なく上がっている昨今ですが、次の10年ではどのような動きを見せてくれるのでしょうか。
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