今やスマートフォン市場シェアは世界5位にまでなっているVivo。
そんな中国のスマホメーカーにとんでもない規模の不祥事が発覚しました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、インドの歳入情報局(DRI)は、Vivoが221億ルピー(約373億8300万円)相当の脱税を行ったとして告発したそうです。
DRIは関税の脱税を発見、「輸入された特定の品目の説明に故意に虚偽の申告をした」ことで告発しています。
執行理事会が同社に属する44カ所の拠点を家宅捜索した結果、証拠が発見され、捜査の過程で一部の資産が押収されたとのこと。
当局のデータによると、この脱税によりVivoは5年間で80億ドル(約1兆696億円)近くを中国の親会社に送金しており、これはVivoの収益のほぼ半分に相当。
インドのシタラマン財務相は、当局がOppoとXiaomiについても調査しているとしており、Vivo以外の中国のスマートフォン企業を監視下に置いているとしています。
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