倒産させるべく、アメリカによってありとあらゆる制裁を課せられてきたHuaweiが、ついにプロセッサの自社開発にこぎつけたことが明らかになりました。
かつてスマホシェア世界1位に上り詰めたメーカーは、一体どのような答えを出したのでしょうか。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Huaweiが新たな自社開発プロセッサのテストを始めたそうです。
同社のスマホには傘下のHiSiliconが開発した「Kirin」シリーズが搭載されていましたが、アメリカの制裁によってTSMCなどに製造を委託できない事態に。
しかし今なお新たなプロセッサの研究開発は続けられており、「3nm」に着手したTSMCやSamsungのような最先端の製造プロセスを実用化できずにいる中国の半導体製造メーカーなどと緊密に協力しているとされています。
クアルコムの「Snapdragon」シリーズすら使わせない新制裁をアメリカが検討中と報じられる中、テスト中であることが明らかになった新たな独自開発プロセッサ。
製造プロセスの問題で当面はエントリー向けしか実用化できないとみられますが、中国陣営だけでどこまでやれるのかが気になるところです。
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