ネットの普及で雑誌媒体が衰退し、「G-men」「Badi」そして「サムソン」などゲイ雑誌が軒並み休刊(サムソンのみ小冊子「サムソンミニ」を一部で刊行中)してしまった中、問題となってきたのが『ゲイカルチャーが後世に残らない』という点。
そんな状況を打破すべく、Badi初代編集長が立ち上げた「オカマルト」が復活を果たすことになりました。詳細は以下から。
ホモ本ブックカフェ オカマルト改め「ホモ本ブックサロン・ド・テ オカマルト」公式アカウントによると、3月10日(金)15時から同店が復活するそうです。
思想、社会史、戯曲全集、ゲイ雑誌など、多様すぎるラインナップのホモ本が大量に陳列されていた、かつてのオカマルト。希少な資料や高価な古本も交え、失われつつある古き良き(?)風俗、文化、歴史に触れることができるお店でした。
もちろんBadiをはじめとしたゲイ雑誌も所蔵。同性愛関連の内容が収録された異性愛者向け雑誌まであるなど、ラインナップの濃密さはかなりのものです。
サンフランシスコ講和条約締結の翌年、1952年に創刊された日本初の会員制ゲイ雑誌「ADONIS(アドニス)」といった歴史的資料も数多く所蔵されているため、リブート記念に是非一度足を運んでみることをおすすめします。
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