5G基地局の6割交換へ、ファーウェイやZTE製インフラ撤去でドイツが莫大な費用を負担する羽目に


アメリカが強固に進める中国製5G機器の排除によって、ドイツがとんでもない負担を強いられることが明らかになりました。

5Gインフラの整備が遅れる可能性も示唆されています。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、ドイツが国内の5GネットワークからHuawei、ZTE製の機器を排除することが同国に多大な影響をもたらしてしまうそうです。

すでにドイツ連邦議会下院経済委員会が「モバイルネットワークの運用とカバレッジ要件の達成に重大な影響がある可能性が高い」と警告しているとのこと。

品質が高くコストも低いHuaweiやZTE製のネットワーク機器は同国でも幅広く採用されており、すでにシェア60%を占めるとみられるだけに、「誰が負担するのか」の議論を招くことは避けられないと思われます。

ちなみにアメリカで発生した交換コストは2022年初頭の時点で56億ドル(7400億円)で、今後さらに増える見通し。

主要先進国の5G整備がどんどん遅れることは、圧倒的に先行する中国はもちろん、いち早く交換を始めたアメリカをも利する結果につながる可能性があるだけに、今後の展開に注目が集まります。

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