ソニーの携帯オーディオプレーヤー「ウォークマン」の中でも、最も安価なエントリーモデル「Eシリーズ」の最新機種となる「NW-E060シリーズ」が発表されました。
従来は音質を追求したAシリーズと、ミドルレンジ向けモデルのSシリーズにのみ搭載されていたノイズキャンセリング機能を搭載するなど、エントリーモデルの手軽さはそのままにグレードアップが図られています。
詳細は以下から。
“ウォークマン”Eシリーズ4機種に「デジタルノイズキャンセリング機能」搭載 | プレスリリース | ソニー
ソニーのプレスリリースによると、同社は2月11日から新型ウォークマン「NW-E060シリーズ」を発売するそうです。市場想定価格は2GBモデルが9000円前後で、4GBモデルが1万1000円前後。
「NW-E060シリーズ」は新たに周囲の騒音を約98.0%カットできる「デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載したほか、前モデルと比較して薄型・軽量化(薄さ9.8mm→9.11mm、軽さ43グラム→37グラム)を実現。連続30時間のスタミナバッテリーに加えて、約90%で充電を停止させることで、充電池の耐久寿命を長くする「いたわり充電機能」も搭載。
エントリーモデルながら別売りケーブルを利用してCDやMDプレーヤーから音楽を直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」や、音楽にあわせて歌詞を自動スクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」、シーンに合わせて自動的に選曲する「おまかせチャンネル」をサポートしています。
「NW-E060シリーズ」本体。カラーリングはピンク、ブルー、レッド、ブラックの4色。DSEEやクリアステレオ、ダイナミックノーマライザといった高音質化機能に加えて、FMラジオを搭載しています。
また、家でも手軽に音楽を楽しむことができる、1W出力の専用スピーカーが付属「NW-E060Kシリーズ」もラインナップ。前シリーズに比べて低域・高域の音質を向上し、広がりある音を手軽にスピーカーで楽しむことができるほか、付属のACアダプターにつなぐとウォークマン本体の充電も可能。市場想定価格は2GBモデルが1万1000円前後で、4GBモデルが1万3000円前後です。
「NW-E060シリーズ」の登場により、耳掛けタイプのWシリーズを除いて、全モデルに搭載されることとなったノイズキャンセリング機能ですが、同機能は通勤・通学電車の騒音などをカットしてくれるなど、非常に高い利便性を実現できるのが特徴。ソニーは携帯オーディオプレーヤー市場において、他社に対する大きなアドバンテージとして同機能を本格的に押し出す方針に打って出ることにしたと考えられます。
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