【追記あり】NTTドコモに通信障害発生の原因を直接問い合わせてみた



先ほどNTTドコモで通信障害が発生していることについてお伝えしましたが、同社にその原因を詳細に問い合わせてみました。

詳細は以下から。



NTTドコモ広報部に問い合わせた内容と、その回答は以下。

BUZZAP編集部:
13:15時点での公式発表で「ドコモの通信設備の利用が増加し、つながりにくい状態」が原因とあるが、直接の原因は?

NTTドコモ:
一部で「山手線の遅延で通信が集中した」というご案内をさせていただきましたが、今回の通信障害の直接の原因は山手線の遅延の前に発生したパケット交換機の故障によるものです。14:20時点で回復報をお届けしております。

BUZZAP編集部:
昨年と今年初めにspモードで通信障害を引き起こしていますが、これはスマートフォンが想定外のペースで普及していることを意味するのでしょうか?

NTTドコモ:
現在、スマートフォンの増加に合わせて設備の増強を行っていますが、年末に起きた通信障害はスマートフォンユーザーの増加に対応しきれていなかったことが一因で、今後改善していく予定です。なお、今回のケースはそれらとは別で、スマートフォンだけでなくFOMA対応のフィーチャーフォンも影響を受けています。

・1/26 13:40追記
NTTドコモが通信障害の詳細な原因を発表しました。以下の経緯によるとスマートフォン契約者の増加に対応するために切り替えた新型パケット交換機の動作が不安定になったことが原因だそうです。

スマートフォン契約者の増加に対応するために、1月25日未明より新型パケット交換機への切替を実施しました。
8時26分頃からトラフィックの上昇に伴い、新型パケット交換機の動作が不安定な状態となりました。
9時頃から、トラフィックがさらに上昇したため、ネットワークにおいて輻輳状態が発生し、ネットワークの自動規制により、パケットサービスおよび音声サービスが繋がりにくい状況となりました。
10時56分頃から、ネットワークにおける輻輳状態を改善するために、パケット交換機を切替前の状態に戻す作業を行ない、この作業が完了した交換機配下の基地局から規制を順次解除しました。
13時08分に全ての基地局の規制を解除し、回復しました。


報道発表資料 : 【お詫び】2012年1月25日のFOMAの音声・パケット通信サービスがご利用しづらい状況について | お知らせ | NTTドコモ

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