1986年のアメリカでの空手普及用ラップソング映像がお約束すぎるヒドさ


外国人が日本文化を誤解して作った映画などは多く、我々日本人は既に慣れっこではあります。それにしても、四半世紀前のアメリカの某空手道場が作成したプロモーションビデオの仕上がりは、どこをツッコめばいいか途方に暮れるほど「外国から見た日本のイメージ」が満載です。


いきなり師範の後ろには紫のオーラが!

日本とアメリカの国旗の前でみんなで正拳突き。「イチ、二、サン、シ!」という日本語の掛け声がかわいいです。

さてここで金髪美女登場です。軽快なラップで「さあ、みんな一緒に空手をやりましょうと訴えます」

続いて芸者三人組も登場します。もちろん芸者なので歌い、踊ります。

金髪美女が黒帯を首に巻いてしなだれています。色っぽいのは認めますが使い方が違います。

タオルと黒帯を腰に巻いた男性を追いかけ、男子更衣室に芸者三人組がなだれ込んでいます。

空手では夜空を背負いながら刀を構えたりはしません。鉢巻の柄も気になるところです。

オープンカーの上でNINJAがポーズを決めています。

青いオーラをまとったセクシー美女が挑発してきます。

上に紹介したのは突っ込みどころの極々一部に過ぎません。ぜひとも全編通してご覧いただき、自分だけのツッコミポイントを見つけてみてください。

The Karate Rap - YouTube


なお、この動画のYoutubeページの解説には関係スタッフ一覧が記されています。これぞまさに黒歴史と呼んでも過言ではないでしょう。見てみたところ、日本人名は芸者の2名のみ。ブレーキ役となる立場に日本人がいなかったことがこのような稀有な作品を生み出したと言えるかもしれません。

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