次世代動画圧縮規格「H.265」策定へ、8K(7680×4320)に対応

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動画共有サイトや各種機器向けの動画配信サービスなど、幅広い分野で普及している動画圧縮規格「H.264」の後継に当たる次世代規格「H.265」が策定される予定であることが明らかになりました。



H.265 codec brings 8K resolution support, arriving 2013

この記事によると、動画およびオーディオ圧縮規格の策定を行う「Motion Picture Expert Group(MPEG)」および国際通信連合の電気通信標準化部門「ITU Telecommunication Standardization Sector(ITU-T)」が先週、アメリカのカリフォルニア州サンノゼで行った定期会議において、次世代動画圧縮規格「H.265」の委員会原案を策定したそうです。

高効率映像符号化(HEVC)とも呼ばれるH.265は現行のフルHD(1920×1080)の4倍にあたり、映画館などで採用されている4K(3840×2160)だけでなく、フルHDの16倍にあたり、「ウルトラHD」と呼ばれる8K(7680×4320)までサポートする予定。

解像度を比較した図。8KがフルHD(HDTV-2K、1920×1080)の縦4倍、横4倍の解像度であることが分かります。


なお、ウルトラHDはNHK放送技術研究所が提案したフォーマットで、1フレームあたり3320万画素の解像度を実現することを目指したとされています。

ちなみにH.265は従来のH.264と比較して35~40%のストリーミング効率向上が期待されるほか、1つのスピーカー利用時でもストリーミング効率が67%向上する見通し。

今後H.265は6ヶ月後に行われるドラフト国際会議を経た後、さらに5ヶ月後の2013年1月に標準規格として批准される予定となっています。

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