古屋兎丸の「インノサン少年十字軍」下巻発売、「ライチ☆光クラブ」とのコラボ企画も



コミック版「自殺サークル」や「彼女を守る51の方法」などでも知られ、現在ジャンプSQで「帝一の國」を連載中の漫画家、古屋兎丸が世界史の悲劇「少年十字軍」をモチーフにした「インノサン少年十字軍」の下巻がついに発売されました。

最終巻が発売されたことを記念して、同氏の代表作「ライチ☆光クラブ」とのコラボ企画も展開されています。



古屋兎丸ブログ「ウサギ☆ひとりクラブ」 「インノサン少年十字軍」下巻発売!!


古屋兎丸公式ブログによると、中巻に掲載された予告では、2011年に発売予定とされていた「インノサン少年十字軍」の下巻が2月16日から発売されています。

インノサン少年十字軍のあらすじは以下。古屋氏は「僕が今まで描いた作品の中でも最も純粋で最も残酷で最も悲しい物語を是非ご覧ください。」とコメントしています。

1212年、フランスの田舎町。 神に選ばれし子・エティエンヌは、12人の仲間と共に「少年十字軍」を結成し、 聖地エルサレムを目指していた。 ユーゴ率いるテンプル騎士団と合流し、旅路は順調かに見えていたが、 心を許したユーゴの裏切りによって、いつしか破滅の音が響き始める。 次々に斃れていく仲間達。押し寄せる絶望と憎しみ。 過酷な旅の果てに辿り着いた先は――。


発売元の太田出版が公開した公式PVはこちら。


上巻では先行きに不安を感じつつも、まだ一縷の希望を見いだせなくはないものの、中巻では希望が徐々に失われ、年端もいかない少年が「僕はなんてことをしてしまったんだー!」と絶叫して悲嘆に暮れることになるなど、一気に悲壮感溢れる展開へと移り変わっていく……というように、読んでいるうちに垂直落下するジェットコースターに乗っているかのような気分になる同作。

古屋氏の代表作「ライチ☆光クラブ」は残酷な描写が続きながらも、ある種の美しささえ感じるような結末でしたが、インノサン少年十字軍はどのような結末を迎えるのでしょうか。

なお、太田出版の公式ブログによるとインノサン少年十字軍の下巻発売を記念して、全国214の書店において、「ライチ☆光クラブ」「ぼくらの☆ひかりクラブ」「インノサン少年十字軍」を購入すると、古屋氏描き下ろしのコラボペーパー「インノサン☆光クラブ」がもらえるフェアが展開されています。

「ライチ☆光クラブ×インノサン少年十字軍」コラボフェア参加書店様リスト! | エフ編集部ブログ | マンガ・エロティクス・エフ - MANGA EROTICS f


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