KDDI陣営が2012年5月度も純増数トップに、ソフトバンク陣営を2ヶ月連続で抜く

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2012年4月に続き、2012年5月の純増数でKDDI陣営がソフトバンク陣営を抜いてトップに躍り出たことが明らかになりました。

詳細は以下の通り。



◆2012年5月度もKDDI陣営が純増トップ
契約数月次データ : 携帯電話等契約数 | 企業情報 | NTTドコモ

移動通信サービス月次契約データ | データ集 | KDDI株式会社

月次契約数データ | ソフトバンクモバイル株式会社

WILLCOM|加入者情報

2012年5月 月次契約数|お知らせ|Wireless City Planning 株式会社

携帯電話各社の契約者情報ページによると、2012年5月度の純増数は以下。単独で見た場合、ソフトバンクモバイルが首位となっていることは変わりません。

NTTドコモ…12万6600
KDDI…19万9000
UQコミュニケーションズ…20万200
ソフトバンクモバイル…25万8100
ウィルコム…6万5900
ワイヤレスシティプランニング…2万


UQコミュニケーションズはKDDIの関連会社、そしてウィルコムおよびワイヤレスシティプランニングはソフトバンクの子会社およびグループ会社であるため、グループ全体の契約数を合算した上で各陣営を比較すると以下となり、2012年4月度に続いて5月度もKDDI陣営がトップということに。

NTTドコモ…12万6600
KDDI…39万9200
ソフトバンク…34万4000


◆グループ全体で契約者数を押し上げる流れを象徴する「DIGNO DUAL WX04K」
2012年4月度の記事でも解説しましたが、このような比較を行うと「あくまで各社単独で比較するべきではないか」という意見もみられますが、ソフトバンクモバイルは2011年にウィルコムとの累計契約数が合計3000万件を突破したことを大々的に発表するなど、グループ全体の契約数を強調。

新機種発表会などでも「グループ全体の契約数でKDDIを抜く」という意志を見せており、ソフトバンクとウィルコムの連名で開催した2012年夏モデル発表会では、ウィルコムのPHS、ソフトバンクの3G回線を1台で利用できるAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」を発表するなど、PHS端末とソフトバンクのスマートフォンをセット販売していた当初よりも1契約獲得するごとにグループ全体で2純増する仕組みを今まで以上に推進。


すでにワイヤレスシティプランニングの回線を利用した次世代高速通信サービス「Softbank 4G」についても、ソフトバンクモバイルが提供している「ULTRA SPEED」の回線も合わせて利用できるため、ソフトバンクはグループ各社で「1契約獲得で2純増」を実現できています。

ちなみにKDDI陣営も同様の仕組みをWiMAXと3G回線の両方を利用できるスマートフォンやモバイルルーターで推進しているわけですが、興味深いのがUQ WiMAXの純増がKDDI本体を上回っているという点。

KDDI本体の純増数にはiPhoneをはじめとするWiMAX非対応スマートフォンやフィーチャーフォンも一定数含まれていることを考えると、UQ WiMAXの純増はKDDIのバックアップがあってこそ……というだけでなく、自社の努力で勝ち取った部分も大きいということが分かります。

「ソフトバンクが自ら仕掛けたグループでのカウントでKDDIに純増1位を奪われる」という、なかなか興味深い展開を見せてきた携帯電話業界。しかし、一方ではウィルコムが「もう1台無料キャンペーン」で2台目、3台目の月額料金を無料にしたほか、ソフトバンクも4月からフォトフレーム「PhotoVision」を利用料金24ヶ月無料という形で配布するなど、「純増」が形骸化してきた感があるのも事実。

イー・モバイルが毎月の純増数公開を停止し、四半期ごとの公開へと切り替えましたが、携帯電話契約数が1億を突破し、1人1台が当たり前となった今、「純増こそ究極、純増こそ至高」といった風潮について、考えるべきところもありそうです。

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