今年8月にAppleがスマートフォンにおける特許侵害をめぐる裁判でSamsungに勝訴したことは記憶に新しいですが、ついにGalaxyシリーズなどのSamsung製品について、アメリカ国内での恒久的な販売禁止が請求されたことが明らかになりました。
米アップル、サムスン製品の恒久的販売禁止など請求 | ワールド | 韓国 | Reuters
ロイター通信社の報道によると、Appleが自社の特許を侵害しているSamsung製品のアメリカ国内での販売を恒久的に禁止するよう求める申し立てを現地時間の9月21日付けで行ったそうです。
これは8月末にAppleがSamsungに勝訴したことを受けたもので、販売差し止め命令の対象に「特許を侵害しているあらゆる製品」や「それらの製品と似た特徴を持っているあらゆる他の製品」を含めるよう求めているため、最新機種「Galaxy S III」も販売禁止の対象となるおそれがあるとのこと。
また、すでに認定済みの10億5000万ドルにのぼる損害賠償に加え、デザインに関する特許侵害(4億ドル)、Samsungによる意図的な一部の特許侵害(1億3500万ドル)、陪審員の評決でカバーされない製品の販売による追加的な損害(1億2100万ドル)など、計7億700万ドルの損害賠償をSamsungに追加で請求。なお、Samsungは再審を求める申し立てを行っています。
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