スマートフォンの世界シェアは3.7%に下落、国内メーカーが各分野でさんざんな状況に

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iPhoneで破竹の快進撃を続けるApple、GalaxyシリーズでAndroidプラットフォーム1位の座を不動のものとしつつあるSamsungが世界のスマートフォン市場で2強となった昨今、世界市場に進出するどころか国内市場で防戦を強いられている感のある日本メーカーですが、世界シェアがわずか3.7%にまで下落していることが明らかになりました。

また、メーカー各社が文字通り血を流しながら展開を続けている薄型テレビのシェアなども明らかになっています。



(PDFファイル)平成24年版ICT国際競争力指標

総務省が、日本のICT(情報通信技術)産業の国際競争力をまとめた「平成24年版ICT国際競争力指標」によると、各製品の品目ごとの市場シェアに加え、輸出額シェアが明かされています。

端末および機器分野の市場シェアは以下。なお、市場シェアではシェア25%以上を「企業競争力が強い品目」として品目名に「○」を、シェア5%以下を「企業競争力が弱い品目」として品目名に「△」を付与しています。

フィーチャーフォンは平成20年が14.2%であったのに対して1.9%になったほか、スマートフォンは平成22年の10.2%から3.7%へ急減。コピー機やプリンタ、液晶テレビ、プラズマテレビ、DVD/Blu-rayレコーダは一部でシェアが下落しつつも安定していますが、必ずしも各メーカーの収益へとつながっていないことに注意が必要です。


デバイス分野の市場シェア。多くの分野で市場規模が好調に拡大していますが、携帯電話用液晶デバイスなどの有望な分野で大きくシェアを下げている点が気になるところ。


端末および機器分野の輸出額シェア。シェア10%以上を「輸出競争力が強い品目」として品目名に「○」、シェア5%以下を「輸出競争力が弱い品目」として品目名に「△」が付与されていますが、こうやって見ると惨たんたる状況であることが分かります。


デバイス部門もこんな感じ。輸出額シェアが大きく下落している品目が多く、日本の国際競争力低下が見てとれる結果に。


最先端の分野で蚊帳の外となりつつある日本メーカー。薄型テレビ事業などの不調で各社が莫大な赤字を計上し、企業体力が大きく削がれている中で、どうやって競争力を高めていくのかが問われるところです。

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