「Xperia AX SO-01E」が強制再起動する不具合は明日修正へ、NTTドコモ側の作り込みが原因か



NTTドコモの2012年冬モデルとして発売されたソニー製スマートフォン「Xperia AX SO-01E」に強制的に電源が切れ、再起動するという不具合があることが明らかになりました。

特定のエリアで不具合が発生しやすいことが告知されており、アップデートが提供される予定。また、このような事態となった原因として、NTTドコモ側に問題があることが関係者によって語られています。

※提供時期が前倒しされたことを追記しました。



Xperia(TM) AX SO-01Eの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

NTTドコモの公式ページによると、同社は12月初旬に「Xperia AX SO-01E」向けにソフトウェアアップデートを提供するそうです。これは特定のエリア環境(特に東京23区)において携帯電話本体が電源断・再起動する場合があることを受けたもの。

なお、以下のソニー関係者を自称する人物によるツイートによると、今回の不具合はNTTドコモ側の作り込みとの相互性の悪さが影響しているとのこと。

Twitter / tkyoshikawa: ドコモで人気の某A端末に関して。Twitterで不具 ...


今回の不具合が本当にNTTドコモ側の作り込みとの相性問題であるのかは不明ですが、「Xperia AX」の兄弟機にあたるKDDI版の「Xperia VL SOL21」では同様の事象は確認されていません。

また、今年春に発売された「Xperia acro HD」においても、Android 4.0アップデートがKDDI版と比べて大幅に遅れるなど、「NTTドコモ版のXperiaシリーズのみで起きている事象」があるのは事実です。

ソニーによる作り込みが施されたXperiaシリーズに、さらにNTTドコモのサービスが組み込まれたことで不具合へとつながった……という可能性も否定できない今回のケースですが、アップデートが提供されるまでは強制再起動を回避できないため、Xperia AXユーザーはしばらく不便を強いられることになりそうです。

・11月27日16:30追記
ソフトウェアアップデートが明日、11月28日付けで提供されることが本日付けで告知されました。

12月上旬提供予定から大幅に前倒しされた形で、タッチパネルの一部が反応しない場合がある不具合についても修正されます。

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