究極のXperia「Yuga/Odin」は「Xperia Z SO-02E」としてまもなく登場へ、5インチフルHD液晶などを搭載

「Yuga/Odin」といったコードネームで開発中とされる「究極のXperia」が来年頭にも発表されるのではないか……とまことしやかに語られている昨今ですが、同モデルの正式名称が「Xperia Z SO-02E」となる見通しであることが明らかになりました。

Sony Xperia Z = Yuga | Xperia Blog

海外メディア「Xperia Blog」が報じたところによると、ソニーが「Yuga」ないし「Odin」というコードネーム(型番はC660X)で開発している新型Xperiaの正式名称は「Xperia Z」になると目されているそうです。

「Xperia Z」は「HTC J butterfly」などと同じ5インチのフルHD液晶に液晶テレビ「BRAVIA」で採用されている「オプティコントラスト技術」を採用。これにより映り込みや反射が少なく、クリアな表示を楽しむことができるほか、防水・防塵性能を搭載。

オプティコントラストパネルのイメージ図。

また、「Xperia Z」は最新のAndroid 4.2やCPUに「APQ8064(クアッドコア、1.5GHz)」、2GBメモリ、32GBフラッシュメモリなどを搭載したモデルとなる見通しで、ソニーが今年8月に発表した、より暗いところでの高画質撮影を実現する新型センサー「Exmor RS」採用の1300万画素カメラを備える可能性もあるとのこと。

ドコモ向けXperia Yuga SO-02EがFCC通過、電池パックの容量は2330mAhに|Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

さらにアメリカ連邦通信委員会(FCC)を通過した情報から、同モデルはNTTドコモ向けに「SO-02E」としてリリースされることが判明しており、2330mAhの大容量バッテリーを搭載する予定となっています。

ノートパソコン「VAIO」やウォークマンなど、自社の主力製品が一応の完成形を見た際に「Z」というシリーズ名を付ける傾向にあるソニーであるだけに、フルスペックモデルのXperiaが「Xperia Z」という名称になる……という今回の報道は、なかなか現実味を帯びたものとなりそうです。

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