Facebookで「いいね!」を100万もらえたら子犬を飼ってもいいよ→速攻で140万「いいね!」達成
お父さんが娘たちに出した子犬を飼うためのあまりに難しそうな条件。でもFacebookの拡散力をちょっと甘く見ていたようです。
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ボストン郊外に住むRyan Cordellさんは娘のCadenceちゃんとEmersonちゃんに新しい犬を飼いたいおねだりされていました。2012年の8月に前に飼っていた犬を亡くしたばかりで、子供たちはことあるごとに新しい犬がほしいと言い続けていましたが、Ryanさんは乗り気ではありませんでした。
そんな時に娘たちが知ったのは11月にFacebookで1000の「いいね!」をもらえたら猫を飼ってもいいと約束し、見事に12万「いいね!」を獲得して猫を飼えることになったUrbanoさん一家の子供たちの話。
Urbano kids’ Facebook plea for cat goes viral with 120,000 likes – Mirror Online
そして娘たちはRyanさんに聞きました。
「ねえねえ、Facebookでいくつ「いいね!」をもらえたら犬を飼ってくれる?」
Ryanさんは冗談半分で
「100万だね。100万「いいね!」をもらえたなら新しい犬を飼うことにしてもいいよ。」
と答えてしまいました。こんなことになるとは全く考えずに。
娘たちはさっそく3人の弟と一緒に横断幕を掲げた写真を取ってFacebookに掲載。
横断幕に書いてあったメッセージは
「世界の皆さん、私たち子犬がほしいの!パパは100万「いいね!」もらえたら飼ってもいいって言うの。だから「いいね!」して!!」
そしてその横に小さく
「でもパパはできないって思ってるのよ!」
さて、ここからが10億人のユーザー数を誇るFacebookの本領発揮です。このポストを見たFacebookユーザーたちの全力支援が始まりました。娘たちが8時にベッドに入り、深夜には既に1万「いいね!」を達成。
Ryanさんにとっては運の尽きとなりましたが、彼は仕事の一環でSNSを利用していました。彼のそのネットワーク上の友人たちが「いいね!」しては拡散を繰り返し、あっという間に120万「いいね!」を達成。その後も増え続け、140万にまで達しています。
Ryanさんはこれを見てさすがに言うことを聞かざるを得なくなりました。現在はゴールデン・レトリバーを飼うことにしようと、複数の動物レスキューグループに問い合わせをしているということです。RyanさんはFacebookに最新のポストで
「私たちは動物レスキューグループから犬を得るつもりでペットショップなどから買うつもりはない。間違った選択はしたくないので、もうちょっと待ってほしい。」
と発言しています。この辺りは日本との事情の違いを感じますね。
さて、お父さんの無理難題を見事に約束を果たしたこの姉妹、もうじきやってくる新しい犬とどんな楽しい生活が始まるのでしょうか。いつかFacebook上で見かけることがあるかもしれません。
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