以前「Xperia Play」という、初代PSソフトをプレイできるAndroidスマートフォンを発売していたソニーが、「プレイステーションのOSを搭載したスマートフォン」を検討中であることが明らかになりました。
スマホのシェア奪回へプレステOS搭載示唆-ソニー・平井社長:日刊工業新聞
日刊工業新聞社の報道によると、ソニーの平井一夫社長が2014年3月期以降にテレビ事業で増収を目指す方針を明らかにしたと共に、スマートフォンの基本ソフトに自社のプレイステーションOSを搭載する可能性を示したそうです。
これはスマートフォンを成長エンジンに位置づけていることを受けたもので、現在はAndroidスマートフォンのみをリリースしていますが、「ひとつのOSにこだわっているわけではない」として、中長期的に自社のプレイステーションOSの搭載可能性も示唆したとのこと。
ソニーは自社開発のインターフェース「XMB(クロスメディアバー)」をPSPやPS3に導入することで快適な操作性を実現していますが、実際にスマートフォン向けにOSを搭載する場合、どのように進化するのかは気になるところ。
また、スマートフォンの進化が進み、PS Vitaのスペックを上回りつつあるわけですが、PS3をはじめとする据え置きゲーム機との連携や既存のソフトウェア資産をどの程度生かすことができるようになるのかにも注目が集まりそうです。
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