【印度通信 Vol.7】ガンジス河沿いを埋め尽くす巡礼者たち【沐浴編】

このエントリーをはてなブックマークに追加




クンブメーラでこの地を訪れた巡礼者たちにとって、なんといっても欠かせないのが沐浴。河沿いはそんな人々で溢れかえっていました。

「ガンジス河で沐浴をすると病気になる」というのは外国人旅行者の間で半ば常識として語られているのはガンジス河の科学的な意味での汚染のせい。源流に近いエリアでは(冷たいですが)問題なく沐浴することができますが、生ゴミや死体を常に流しているので下流に行けば行くほど汚れは激しくなります。

どんな菌やウィルスがいてもおかしくない上、今回はアラハバード近郊の工場排水に含まれる化学物質がガンジス河を汚染しているという話もニュースで報じられました。

ですが、ガンジス河は科学的に見てどれだけ汚れていようが、決して穢れることのない聖なる川であるとヒンドゥー教徒たちは固く信じて疑うことはありません。



「生ゴミや死体や化学物質が捨てられているくらいでガンジス河の聖性がほんの少しでも損なわれることなどあろうか、いやない。ノープロブレムだ。」




その動かぬ証拠として巡礼者たちは老若男女問わず、日本人が触るのもためらうような汚い水に頭まで浸かって沐浴し続けています。

クンブメーラ会場のガンジス河とヤムナー川の合流地点。向かって右側がガンジス河上流、左側がヤムナー川上流です。


拡大してみるとここまでびっしりと巡礼者たちが詰めかけています。


もちろんガンジス河の両岸共にこんな感じに溢れかえっています。



クンブメーラ会場ではこのような浮き橋でガンジス河を渡ります。



遠くから見ると頼りなさそうですが、実際に渡ってみると危なげないしっかりとした作りです。大量の巡礼者が渡り続けてもびくともしません。



メインの沐浴場付近。河縁には近づけないほどの人、人、人。そんな中でも悠々と着替えている辺りはさすがインド人。




沐浴の後はちょっと離れた場所で一休み。人だらけですが食事をしたり昼寝をしたりとくつろいでいます。このマイペースさは日本人にはなかなかついていけなさそうです。


沐浴場の風物詩。沐浴の終わった女性たちがカラフルなサリーを風にさらして乾かしています。布が薄いのであっという間に乾きます。



クンブメーラ会場は2ヶ月弱の間だけこの地にできる、数百万人規模の巨大な街。次回はその街の様子をお伝えします。

サドゥ―小さなシヴァたち
柴田 徹之
彩図社
売り上げランキング: 384,042



ぢるぢる旅行記 (総集編)
ねこぢる
青林堂


・関連記事
【印度通信 Vol.6】インド中から集結したマスターたち 聖者の大行進編 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信 vol.5】クンブメーラ2013実地レポート【道端で苦行するサドゥー編】 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信 Vol.4】クンブメーラ2013実地レポート【道のり編・後】 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信 Vol.3】クンブメーラ2013実地レポート【道のり編・前】 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信 Vo.2】悠久の街、ヴァラナシに到着 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信Vol.1】悪名高かったデリー国際空港に到着 BUZZAP!(バザップ!)

【印度通信 Vol.0】インドにクンブメーラの取材に行ってきます BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加