KDDIが現在iPhone 5向けに展開している2.1GHz帯のLTE基地局を増速させることが明らかになりました。
総務省 電波利用ホームページ | 無線局免許状情報
総務省の無線局免許状情報ページによると、KDDIが新たに「15M0X7W」、つまり2.1GHz帯で15MHz幅を占有した通信サービスを展開するそうです。
LTEの通信速度は利用できる帯域幅と通信機器が対応している「UE Category」によって異なりますが、15MHz幅を利用した場合、「UE Category 3」対応のiPhone 5は下り最大100Mbpsで通信可能となります。
また、NTTドコモやイー・モバイル向けにHuaweiが提供しているスマートフォンやモバイルルーターが対応している「UE Category 4」では下り最大112.5Mbpsでの通信が可能に。
ちなみに2013年半ばに商用端末が発売予定の最新CPU「Snapdragon 800」も「UE Category 4」に対応するとされているため、夏モデル以降の機種はさらなる通信速度の向上が期待できそうです。
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