苦境に立たされているシャープやパナソニックが6インチ台の大画面液晶を搭載したスマートフォンで巻き返しを図る可能性があることが明らかになりました。
Japan-based makers developing 6-inch ultra-thin panels, say Taiwan makers
台湾メディアの「DIGITIMES」が報じたところによると、同国の部品メーカー関係者がシャープやパナソニックといった日本メーカーが6インチ台の超薄型ディスプレイを開発しているそうです。
これはSamsungが2012年に約800万台近くの「Galaxy Note」シリーズを売り上げ、Acerも2013年に399ドル~499ドル(約3万9000円~4万9000円)程度の大画面スマートフォンが1000万台以上売れることを期待するなど、タブレットとスマートフォンの中間に位置する「ファブレット」と呼ばれるモデルの需要が伸びていることを受けたもの。
ちなみにシャープは昨年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2012」で6.1インチのIGZO液晶を参考出展。低消費電力だけでなく2560×1600(498ppi)という圧倒的な解像度を見せつけていました。
なお、日本メーカーによる6インチ台スマートフォンが発売されるのは2013年第3四半期末になるとみられているため、おそらく秋冬モデルとして登場することになりそうです。
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