ソニーが「最強のスマートフォン」投入へ、新型Xperia「Honami」に現実味

2013年夏モデルとして「Xperia A」「Xperia UL」をそれぞれNTTドコモとKDDIに投入したソニーが、「最強のスマートフォン」を発売する意向を表明しました。

ソニー復活のカギはスマホ 自信の平井社長「最強の商品を投入する」 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

産経新聞社が報じたところによると、ソニーが先日行った2013年度経営方針説明会において、スマートフォンとタブレット端末で構成する携帯端末事業の2014年度売上高を1年前の目標から5000億円上方修正した1兆5000億円、営業利益率を4%とする経営目標を発表しています。

これは成長を牽引する中核事業に携帯機器、映像機器、ゲームの3つを据え、不振の電機事業の復活を目指したもので、平井社長は「総合力を生かした最強の商品を投入する」とコメント。今まで以上にソニーの技術が結集されるという新型Xperia「Honami」の登場が現実味を帯び始めています。

なお、ソニー公式ページに記載されているモバイル事業の戦略は以下の通り。「世界各地で好評を博しているXperia Zに続き、さらに新しくかつ競争力のある商品をタイムリーに市場に投入」とあり、実質マイナーチェンジモデルだった「Xperia A」「Xperia UL」の「次」に期待せざるを得ない内容です。

 今後も市場成長が見込まれるスマートフォン及びタブレットの事業においては、一層の事業の拡大と収益力強化を目指します。「観る」・「聴く」・「撮る」などの体験をより高品位なものにするため、ソニーの総合力を活かした魅力ある商品を、よりスピーディに開発し、いち早くお客さまにお届けしていきます。世界各地で好評を博している「Xperia Z」に続き、さらに新しくかつ競争力のある商品をタイムリーに市場に投入します。また、各国の主要オペレーターとの関係をさらに強化し、かつ販路を拡大することで、スマートフォンの注力市場で確固たるポジションを確保していきます。スマートフォンとタブレットを合わせたモバイル事業においては、2014年度には売上高1兆5,000億円、営業利益率4%の達成を目標とします。一方、PCについては、この1年間の市場・事業環境の変化を踏まえ、売上拡大で事業の成長をけん引するのではなく、まずは収益改善を重視するカテゴリーと位置付け、2013年度の黒字化をめざします。

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