先ほど発表されたAppleの新型iPad「iPad Air」および「iPad mini Retinaディスプレイモデル」もiPhone 5s/5c同様、プラチナバンドのLTEを利用できることが明らかになりました。
アップル - iPad Air - 技術仕様
アップル - iPad mini Retinaディスプレイモデル - 技術仕様
Appleの公式ページによると、「iPad Air」および「iPad mini Retinaディスプレイモデル」の対応周波数はいずれも共通で、こんな感じになります。
このうち2013年11月の発売時点で日本国内で利用できる周波数帯は以下の通り。
KDDI:3G(800MHz)、LTE(800MHz、2.1GHz)
ソフトバンク:3G(900MHz、2.1GHz)、LTE(1.7GHz、2.1GHz)
ちなみに現時点での販売キャリアはKDDIとソフトバンクのみですが、産経新聞社の報道ではNTTドコモも後日iPadの販売に参入する予定とされているため、仮にNTTドコモ版が実現した場合、対応周波数は以下となります。
NTTドコモ:3G(800MHzおよび2.1GHz)、LTE(800MHz、2.1GHz、東名阪限定で1.7GHz)
なお、世界各国の周波数帯に合わせるために5モデル展開となったiPhone 5s/5cにはTD-LTE対応モデルもありましたが、新型iPadでのTD-LTE対応は無し。
そのためソフトバンクが推進する「AXGP」やKDDI傘下のUQコミュニケーションズが推進する「WiMAX 2+」のようなTD-LTE互換とされるネットワークでは利用できない点に注意が必要です。
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