紛争地域や福岡への出張に最適、防弾仕様の三つ揃えスーツが開発される

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ビジネスの途中に銃で狙われる。まるで映画のような話ですがあり得ないことではありません。危険を顧みず企業利益を追求するビジネスエグゼクティブのために防弾仕様のスーツが発売されています。

この防弾スーツを開発したのはカナダのスーツテーラー、Garrison Bespoke。ジャケット、ベスト、スラックスからなるスリーピース・スーツで、見た目のスタイリッシュさと軽さ、安全性を兼ね備えた作りになっています。


ジャケットの裏側とベストの表側などにイラク戦争時にアメリカ軍の装備に使われていたのと同じカーボンナノチューブのシートが6層にわたって織り込まれていますが、通常防弾チョッキに使われるケブラー繊維よりもはるかに薄くて柔軟性があり、50%も軽いものです。



性能としてはハンドガンの弾程度までを防ぐことができ、ナイフに対する防刃性も兼ね備えています。なお、これでも心配な人向けにはオプションでシートを追加することもできます。その際もあくまで快適さと動きやすさは損なわれないということ。以下のリンクに実際にスーツを撃っている動画があります。

Bulletproof Suit - Garrison Bespoke

開発のきっかけは顧客のひとりが6ヶ月前に外国で撃たれ、なんとか生き延びた体験を聞いたこと。彼は次の出張で致命的な銃撃を受けることを非常に心配していたといいます。そこでGarrison BespokeのDavid Tranさんがスペシャルプロジェクトのリーダーとなり、この「ジェームズ・ボンド・スーツ」の開発を決意しました。

「金融業や石油産業のビジネスエグゼクティブたちの多くは危険地域に赴く時、本当に神経質になるといいます。ハイレベルな戦略的会合に出席する際にそうした精神状態は彼らのパフォーマンスに直接影響します。

だからこそ、この防弾スーツは目立たないものでなくてはなりません。もし見るからに防弾仕様という見た目では、商談相手に彼らが怯えていて、自分たちを信頼していないという間違ったメッセージを送ることになってしまいます」

このスーツの最初のオーダー主は開発のきっかけである銃撃の話をした顧客で、その他にも最低で6人から注文を受けており、ウェイティングリストもあるとのこと。


お値段は20,000カナダドル(約190万円)と、命のお値段としては、そして世界を飛び回るビジネスエグゼクティブの金銭感覚からすればお安いもの。胸ポケットに札束の詰まった財布を入れておくよりも命拾いするチャンスは広がりそうです。

Canadian tailor to make bulletproof three-piece suit

ちなみに身を守るものが必要になりそうなケースは決して外国だけの話というわけでもなく、福岡県では手りゅう弾を用いた犯罪が頻発したことを受け、警察が注意を呼びかけているほか、昨年には住宅街の倉庫から対戦車ロケットランチャーが発見されています。

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