死にゆく人が人生で「やっておけばよかった」と後悔した37のこと

Photo by Juliana Pinto

人生は短く、誰にも必ず死は訪れます。その人生の中で何をして何をしないのか。後悔しないためにどのように生きたらよいか。死にゆく人が振り返った人生から、あなたは何かのヒントを得ることができるかもしれません。一読の価値ありです。

海外ニュースサイトVIRALNOVAに掲載された「死にゆく人が後悔した37のこと」が大きな反響を呼んでいます。明確な出典があるわけでありませんが、日々のちょっとした習慣から人生を決める考え方まで、非常に刺さるのでご紹介です。

1.チャンスがあった時に旅をしなかったこと
歳を取るほどに旅は困難になります。違う国や文化を自分の目で理解するチャンスは多くはありません。

2.外国語をちゃんと習得しなかったこと
学生時代はサボりがちです。でも、外国人と直に意見を交換できるという体験は得難いものです。

3.悪い人間関係の中にい続けたこと
その悪い人間関係を我慢し続けることが、結局あなたにどのようにプラスになるでしょうか?結果的にはバッサリ断ち切ったほうがよいことも。

4.日焼け止めを使わなかったこと
30代になれば(特に女性は)誰しもが実感させられること。年齢を経るに従ってお肌のダメージは明らかに。

5.好きなミュージシャンのライヴに行かなかったこと
いつかそのうちにと思っていたらバンドの解散やミュージシャンの他界で見れずに終わることもあります。

6.物事を実行するのを恐れたこと
何かを始める前はいつも怖いもの。でも始めてみたらなんてことない、ということもしばしばです。

7.エクササイズをサボったこと
お腹がぽっこり出る前に、少しずつ継続的に続けたエクササイズは歳を取るほどに効いてきます。

8.ジェンダーの役割に自分のあり方を決めさせたこと
男性らしさ、女性らしさに無理やり自分を合わせすぎても、窮屈なばかり。もっと自分を出していたら違ったかもしれません。

9.ひどい仕事を辞めなかったこと
ブラック企業に勤め続けること、本当にそれはあなたの人生にプラスになるのでしょうか?

10.学校でしっかり勉強しなかったこと
「教科書に書いてあることなんて役に立たない」は大嘘です。教科書すら理解できていないあなたが役に立たないのです。

11.自分の美しさに気付けなかったこと
世間に満ち溢れる美の基準や煽り文句に流されないということ。良くも悪くも「蓼食う虫も好き好き」です。

12.「愛してる」と言うことを躊躇してしまったこと
愛してるの響きだけで強くなれる気がするのが人。その積み重ねがほんとうに人を強くすることもあるのです。

13.両親のアドバイスを聞かなかったこと
照れくさくて恥ずかしくて反抗したい時期はもちろんあります。でも、赤ん坊の時からあなたを見て育ててきた親の言葉は軽くはありません。

14.若い時に自分のことに夢中になりすぎたこと
まだまだ広い世界が見えないこともあります。でも、自分と身の回りの先の世界を見ようとすると、自分が井の中の蛙だということが分かります。

15.他人の考えを気にしすぎたこと
他人は他人、自分は自分。人の意見を聞くのは大切ですが、だからといって自分の気持ちや考えを捨ててしまってよいということではありません。

16.自分より他人の夢を優先してしまったこと
人のために動くことは素晴らしいことです。でも、それと引き換えに自分の夢や未来を諦めなければいけないということではありません。

17.即座に躊躇せずに動けなかったこと
重要なタイミングにさっと動くこと。簡単ではありません。自分がどうしたいか、何が起こっているか、常に内と外にアンテナを張ることが大切です。

18.ねたみや羨みを、特に愛する人に対して持ち続けたこと
時に自分を奮いたたせる起爆剤になることもありますが、愛する人に対して甘えとして持ちつづけるのはどちらにとってもマイナスになってしまいます。

19.自分自身のために立ち上がらなかったこと
他人が自分のために立ち上がって何かをしてくれるなんて期待するのはおすすめできません。自分の望みのためには自分で動かなければなりません。

20.十分ボランティアをしなかったこと
偽善?自己満足?本当にそうなのかを確かめるためにも、お金をもらう仕事の他にボランティアに携わってみるのはとてもよい経験になります。

21.しっかり歯磨きをしなかったこと
虫歯になった人なら分かるはず。毎日の小さな積み重ねが歯医者の憂鬱で恐ろしい時間をなくす唯一の方法です。

22.祖父母の生前にたくさん話をしなかったこと
祖父母は一番近い歴史の生き証人でもあります。ご存命であれば今からでも話を聞きに行ってみましょう。

23.働き過ぎたこと
休むこと、遊ぶことがを後ろめたく感じられてしまう現代。ワークライフバランスを自覚しないと多忙な仕事に埋め尽くされてしまいます。

24.料理をできるようにならなかったこと
美味しい料理ができた時の喜び、食べて美味しいと言ってもらった時の喜びは格別。毎日の食事が楽しみになれば最強です。

25.その瞬間の美しさを味わわなかったこと
スマフォを掲げて写真を撮ってSNSでシェアするのもいいですが、自分の五感でじっくり味わう事も忘れずに。

26.始めたことを完成させなかったこと
中途半端で投げ出してばかりでは達成感も得られないまま時間と労力を浪費します。けりをつける習慣をつけるのは大切です。

27.座敷芸のひとつも覚えなかったこと
ちょっとした手品でも、コミュニケーションツールとして。人を楽しませ、喜ばせることができるのは楽しいものです。

28.社会の期待に自分のあり方を決めさせたこと
求められている人材になろうとするあまり、捨ててしまったものは何でしょう?そこにこそ光る宝石があることもあるはず。

29.友人関係の自然消滅を拒んだこと
人間関係は水ものです。無理やり繋がっていようとしても離れていってしまう人を引き止めても関係をこじれさせることもあります。

30.自分の子供達と十分に遊んであげなかったこと
子供が育つのは早いものです。遊べる時期にしっかり遊んでおかないと、反抗期になり、独立し、離れていってしまいます。

31.大きな(特に恋の)リスクを冒さなかったこと
リスクは避けるものではなく、マネジメントするもの。失うものがないのなら、恋でもそれ以外でも大きく飛び込んでみてもよいのではないでしょうか。

32.人との繋がりやネットワークを広げてこなかったこと
人と人の繋がりは宝物。そこで得た信頼関係は決してただお金で買える種類のものではありません。

33.物事を心配しすぎたこと
何が起こるか、どうなるのか、前の前に現れていない問題を必要以上に心配し過ぎても胃が痛くなるだけです。

34.不必要な騒動に巻き込まれたこと
どうでもいい人間関係の騒動で消耗するのはプラスにはなりません。自分の大切なことに時間を使ったほうがよさそう。

35.大切な人と十分に一緒の時間を過ごさなかったこと
大切な人との時間、意識的に取らなければ多忙で時間はどんどん過ぎてゆきます。後になってからでは取り返せません。

36.人の前でなんのパフォーマンスもせずに生きてきたこと
例え才能がないにしても、人前に立つという経験は多くのことを教えてくれます。思い切ってなにかやってみると違う世界が見えるかも。

37.すぐにありがとうの気持ちを表さなかったこと
忘れがちなありがとうの一言。それがあるとないとでは人間関係は大きく違ってきます。意識的に習慣にしてもよいでしょう。

半ば重複するものもあれば、場合によっては互いに多少矛盾するものもあります。読者の年代や経験によっては既に後悔していることもあるのではないでしょうか。

人生は短いですが、生きている間はまだまだ自分で変えていくこともできるはず。最後の瞬間に大きく後悔しないように、ピンときたものからでも心に留めて変えてみるのもよいかもしれません。

(Photos by Juliana Pinto

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