飼い主の男の子に襲いかかった犬を一撃で撃退した猫が英雄だと人気に

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自由気ままさが持ち味の猫。でも果敢に飼い主の男の子を守ろうと凶暴な犬に立ち向かった猫に賞賛の声が集まっています。

ABCニュースの伝えたところによると、アメリカ合衆国カリフォルニア州のSouthwest Bakersfieldのとあるお宅の飼い猫が飼い主家族の4歳の男の子に襲いかかった犬を撃退しました。

猫といえば移り気で自由な気質をイメージしますし、飼い主を守るといえば犬じゃないかとも思ってしまいますが、この猫は違いました。

動画に映っているのは防犯カメラから見える家の前で自転車に乗って遊んでいた4歳のJeremy君。そして別の角度のカメラにリースを付けていない犬が映しだされます。犬は自動車の下を覗き込み、Jeremy君に気づきます。

そして回りこんでいきなりJeremy君に噛み付いて自転車から引きずり降ろし、勢い良く足を食い千切ろうとするかのように振り回します。そこに飛び込んできたのが飼い猫のTaraちゃん。弾丸のように走ってきてタックルを食らわせると驚いた犬は逃走。近くで水やりをしていた母親が駆けつけてJeremy君は事なきを得ます。

Taraちゃんは犬を追跡しますが逃げ去るのを確認してJeremy君の元に戻ってきて見守り、さらなる襲撃を防ぎました。Jeremy君はふくらはぎを噛まれ、縫うほどの怪我となりましたが、元気であるとのこと。

父親のRogerさんが「My Cat Saved My Son」という題名でこの動画をアップし、Taraちゃんを英雄だとたたえたところたところわずか1日で200万以上のPVとなっています。

その時の動画は以下から。開始48秒以降にJeremy君の噛まれた傷の映像が映りますので閲覧にはご注意下さい。

My Cat Saved My Son - YouTube

なお、Jeremy君を噛んだ犬は飼い犬で、8ヶ月のラブラドールとチャウチャウのミックス。現在は隔離されており、近く殺処分されるとのことです。