ビル・ゲイツやザッカーバーグもやった氷水を頭からかぶるアイスバケツチャレンジ。失敗するとこんな大変なことになってしまいます。指名された時は要注意!
頭から氷水を被るという罰ゲームのようなアイスバケツチャレンジ。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグらのIT業界の世界的著名人らも参加し、レディ・ガガ、スティーブン・スピルバーグらのセレブリティの間でも大きなムーブメントになっています。
日本でも孫正義、秋元康をはじめ、ノーベル賞受賞者の山中伸弥、乙武洋匡、古田敦也らがチャレンジする動画が公開されるなど、大きな広がりを見せています。
ノーベル賞の山中伸弥さんが頭から氷水をかぶる動画【アイス・バケツ・チャレンジ】
【動画】乙武氏らが公開「氷水」かぶり 難病支援願う (乙武洋匡) ニュース-ORICON STYLE-
もちろんこのアイスバケツチャレンジは単なる罰ゲームではなく、筋委縮性側策硬化症(ALS)という難病の認知を高めるためのキャンペーンで、前のチャレンジャーから指名を受けた人は24時間以内に氷水を被り、その動画を公開するか100ドルをALS協会に寄付し(もしくはその両方を行い)、次のチャレンジャー3人を指名するというもの。
24時間という時間制限と3人を指名するというねずみ講式の増殖により、非常に短期間で爆発的に広まっているこのアイスバケツチャレンジ、真夏のアトラクションとしては刺激的なため凄まじい勢いで広まっていますが、ただかぶるだけでは面白くないと考えた人がいろいろと工夫を凝らし始め、そうするとこんな大失敗も起こります。
ALS Ice Bucket Challenge FAIL Compilation 2014 - YouTube
巨大なゴミバケツを使ったり、不思議な装置を自作してかぶろうとしたりしていますが、うまくいかないとバケツの直撃を受けたり持とうとして転倒したりしてしまいます。10リットルの水だと10kgになりますので、頭に直撃すると打ちどころによっては危険ですし、無理に持とうとすると腰を痛めることにもなります。
せっかくの難病支援のキャンペーンなのに自分が怪我をしてしまっては元も子もありません。せっかく公開するならおいしい絵面をという気持は良く分かりますが、十分ご注意を。
なお、直接は関係ありませんがアイスバケツチャレンジの発案者は今月16日深夜に海に飛び込んで溺れ、亡くなっています。
「氷水バケツ」世界で広がるソーシャル寄付 27歳発案者が事故で亡くなる
彼の死後にこのチャレンジはさらに拡大し続けているわけですが、ALSの治療法発見へと繋がっていくのでしょうか?それとも単なる一過性の流行として消費されて終わってしまうのでしょうか?
ただし、ALS協会によると、このアイスバケツチャレンジのお陰で7月29日から8月19日までの間に前年同時期の10倍以上となる2290万ドル(約23.5億円)の寄付が集まったとのこと。ALSという病気の認知度が高まったことと共に、単に無駄とは言えないだけの効果は既に現れていると言えます。
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