Snapdragonに対抗、スマホ低迷で苦しむSamsungが完全自社製プロセッサを開発へ

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スマホ向けプロセッサで圧倒的シェアを持つQualcommの「Snapdragon」などに対抗すべく、Samsungが完全自社製のプロセッサを開発していることが明らかになりました。

低価格路線と圧倒的な物量で一気にシェアを拡大した中国メーカーの台頭で苦しむ同社ですが、はたして突破口となるのでしょうか。詳細は以下から。

韓国メディア「ZDNET.kr」の報道によると、Samsungが自社開発したモバイル向けGPUを来年半ばにもリリースできる見込みであるそうです。

これはCPU部分を自社開発したプロセッサ「Exynos」のGPUに、Qualcommからライセンス提供を受けたコア技術を採用したところ、NVIDIAとQualcommの特許紛争に巻き込まれ、Samsung製品のアメリカ国内への輸入禁止を求める仮処分が申請されたことなどを受けたもの。

GPU開発と同時に下り最大300Mbpsを実現する「LTE Category 6」対応モデムチップの開発も進めており、Samsungは遠くないうちにQualcomm同様、モバイル向けCPUおよびGPU、モデムのすべてを自前で提供できるようになります。

また、完全自社開発のプロセッサが実現すれば、Appleが設計し、Samsungが生産していたiPhoneやiPad向けプロセッサ「Apple AX」シリーズのように、自社のスマホやタブレットに合わせた「最適化」によって、消費電力やパフォーマンスの面で差別化できるというメリットも。

中国メーカーの勢いを考えれば、今後いっそう厳しい戦いを強いられることは間違いないと思われるSamsung。カメラセンサーをスマホメーカーに供給して収益化を図るソニーのように、プロセッサを他社に供給するようになることはあるのでしょうか。

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