ハンガリーとトランシルヴァニアの伝統的な刺繍パターンを音楽に変換すると聴いたことのない音楽が生まれる

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何百年と伝承され続けてきた伝統の刺繍。そのパターンを音に変換するとどこでも聴いたことのないメロディが響きだしました。詳細は以下から。

ハンガリーでデザインを学ぶZsanett Szirmayさんは自らのプロジェクト「Soundweaving」において、ハンガリーとトランシルヴァニアの伝統的なクロスステッチの刺繍パターンを音楽へと生まれ変わらせました。

Szirmayさんはまず刺繍の絵柄を布の上に穴を開けてパンチカード状に変換します。そして、パンチカード音楽再生装置に読み込ませることで、刺繍がメロディに変わっていくということです。

このプロジェクトはハンガリーの作曲家Balint Tarkany-Kovacsさんの協力の下で完成し、2014年9月のVienna Design Weekで発表されました。スティーブ・ライヒやフィリップ・グラス、テリー・ライリーのような実験的な響きに心を奪われます。

実際の音楽は以下から。刺繍の模様とメロディの繋がりを感じてみてください。

soundweaving 2014 melodies 01-06 - YouTube

これ以外の音楽は以下の公式HPから視聴可能です。

Soundweaving

DTMソフトだけでも似たようなことはできそうですが、それでも敢えてパンチカードなどのアナログな機材へのこだわりなどを含め、非常に興味深いです。

Soundweaving Artist Converts Folk Embroidery Patterns into Paper Scores for Music Boxes Colossal

（Photos by sandor fovenyi）