アステカ文明の死のホイッスルの「千の死霊の悲鳴」で敵の戦意を喪失させる音色が本気で骨まで凍る恐ろしさ


音で敵の戦意を削ぐ、ゲームのアイテムのようですが、古代アステカには実際に存在していました。詳細は以下から。

この髑髏の形をしたホイッスルが考古学者によって発見されたのは20年前。その後研究者らはなぜか見た目にばかりこだわり、このホイッスルを吹くことには興味を示さなかったといいます。しかしある時これが実際に音が出ることが判明。しかもその音が世にも恐ろしいものであったことから科学者、音楽家、歴史家らの興味を引くようになりました。

アステカ文明ではこの市のホイッスルを始め、泥や七面鳥の羽根、サトウキビ、蛙の皮などの自然の素材から作られた音の出る祭器が多数存在していました。例えば法螺貝は儀式の最初に使われ、動物の形を模したオカリナは鹿をおびき寄せるために使われました。

そして死のホイッスルは最も強力な音を出力します。音楽家のXavier Quijas Yxayotlさんによると、このホイッスルは死者を弔う特別な儀式や、他部族との戦争の際に使われたとのこと。何百もの死のホイッスルを同時に鳴らし、敵の戦意を喪失させたとのこと。

実際にどんな音がするのか、Xavier Quijas Yxayotlさんの演奏でお聴きください。まさに「千の死霊の悲鳴」と呼ぶにふさわしい恐ろしい音です。

DEATH WHISTLE - YouTube

こちらは翡翠で作られた死のホイッスル。太鼓や打楽器と組み合わせています。戦争の時には何百人もがこのようにホイッスルを鳴らし、楽器を打ち鳴らしたのかもしれません。

The Death Whistle made from jade Stone - YouTube

ある種のジャンルのミュージシャンにとっては非常に面白い楽器となるかもしれませんね。

The Sound of an Aztec Death Whistle Will Make Your Skin Crawl Oddity Central - Collecting Oddities

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