分割支払金の残金を支払うことなく、18ヶ月ごとに新機種へと乗り換えられる機種変更優遇プラン「アップグレードプログラム」をauが2月6日(金)からスタートさせましたが、はたしてどれだけお得なのでしょうか。詳細は以下から。
◆「アップグレードプログラム」とは?
まずはアップグレードプログラムをおさらい。ざっくり言うと月額300円のプログラム利用料を支払えば、18ヶ月以上利用しているユーザーが機種変更する場合、分割支払金の残額が無料になるというもの。
ただし、機種変更前に利用していた機種は回収される点に注意が必要です。
なお、分割支払金残額が無料になる19ヶ月目から分割支払いが終了する25ヶ月目までの月に機種変更した場合、権利が発生してから行使するまでの月数分のプログラム料が返金(au WALLETにチャージ)。
権利を行使せずに機種変更した場合や26ヶ月目以降に機種変更した場合は、プログラム料が全額返金されるため、気に入った機種が18ヶ月後に出なかった場合や、「やっぱり機種変更後も前の機種を残しておきたい」となった場合でも損をすることはありません。
◆実際に適用した場合、どれだけお得なのかを計算してみた
さっそくアップグレードプログラムの対象機種「AQUOS SERIE mini SHV31(本体代金6万8040円)」を機種変更で契約した場合、同プログラム適用でどれだけお得になるのかを計算してみました。
・24ヶ月利用時の支払額
まずは従来通り、24ヶ月利用した時の実質本体代金はこんな感じ。
分割支払金(2835円)-毎月割(月額1485円、2015年2月10日時点)×24ヶ月=3万2400円
・19ヶ月目に機種変更した場合の支払額
なお、19ヶ月目に機種変更すると毎月割が無くなるため、トータルの支払額は膨れ上がります。
分割支払金(2835円)×24ヶ月-毎月割(月額1485円)×18ヶ月=4万1310円
・19ヶ月目に機種変更した場合の支払額(アップグレードプログラム適用時)
しかしアップグレードプログラムを適用して19ヶ月目に機種変更すると、適用せずに機種変更した場合と比べて1万円以上安価に。
(分割支払金2835円-毎月割1485円)×18ヶ月+プログラム利用料300円×19ヶ月=3万円
◆なるべく最新機種を使っていたいユーザーにオススメ、「とりあえず加入」もアリ
従来よりも短いサイクルで買いかえが可能となるため、「なるべく最新機種を使っていたい」というユーザーにオススメのアップグレードプログラム。
前述の通り、「19~25ヶ月目の特典期間内に機種変更しなかった」「そもそも権利を行使しなかった」といった場合はプログラム利用料が返金されることを考えると、「将来の選択肢を増やすためにとりあえず加入しておく」というのも悪くなさそうです。
なお、現時点での同プログラム対象機種はiPhone 6、iPhone 6 Plus、INFOBAR A03、AQUOS SERIE mini SHV31。新モデルが出る度に高額下取りサービスが提供され、2年以内での乗り換えが比較的簡単なiPhoneよりも、Androidスマホユーザー向けのサービスではないでしょうか。
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