今流行の「格安SIM」よりもリーズナブルなタブレットとルーターのセット販売をソフトバンクが開始しました。詳細は以下から。
◆中古ルーターと新品タブレットのセットを格安販売
中古品&アウトレット|ソフトバンク オンラインショップ
ソフトバンクモバイルのオンラインショップでは、限定企画として下り最大76MbpsのAXGP対応ルーター「101SI」「102Z」、下り最大110Mbpsの「102HW」の中古品と、新品タブレットがセット販売されています。
まずは「Nexus 7」シリーズでおなじみのASUSが手がけた7インチAndroidタブレット「MeMO Pad 7 ME176C(16GBモデル)」とのセット。101SIおよび102Zでは月額2550円、102HWでは月額2900円になります。
ソフトバンク コマース&サービスが発売した8.9インチWUXGA(1920×1200)IPS液晶を備えたWindows 8.1タブレット「CLIDE 8.9」では月額2900~3250円に。
いずれのセットも新品のWi-Fiルーターを単体で買うよりも安い……というのがソフトバンクの解説です。
◆格安SIMより安いかどうかを検証してみた
なお、やはり気になるのが格安SIMで同じ物を揃えた場合、いったいいくらになるのかという点。BUZZAP!編集部ではIIJmioの「データ通信専用SIM」を用いて24ヶ月契約時のトータルコストを検証してみました。なるべくソフトバンク(月間7GB)のプランに近づけるため、5GBプラン(月額1520円)を選択しています。
2015年4月3日22:00時点での「MeMO Pad 7 ME176C(16GB、ホワイト)」の本体価格は1万6632円。
101SI、102Zとほぼ同時期に発売されたモバイルルーター「L-04D」。2015年4月3日22:00時点での中古販売価格は最安で9900円です。
以上のことから導き出される24ヶ月利用時のトータルコストはこんな感じになります。
・ソフトバンクの101SI、102ZとAndroidタブレットを契約した場合
2550円×24ヶ月=6万1200円
・格安SIMで同じ環境を揃えた場合
16632円(タブレット本体)+9900円(ルーター本体)+1520円×24ヶ月(通信料金)=6万3012円
あくまでトータルコスト最優先であるため、エリアやタブレットの処理速度など、割り切って使わないといけない部分は多々ありますが、携帯電話会社自らが格安SIMと殴り合う形になるのは、なかなか面白いのではないでしょうか。
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