先ほどソニーが発表した「Xperia Z」シリーズの完成形「Xperia Z4」で、さっそく4K動画撮影時の発熱をテストしてみました。
前モデル「Xperia Z3」では5分撮影すると発熱で強制終了してしまい、10分間に2回の強制終了を経た後、録画ボタンを押せなくなってしまう始末でしたが、非常に興味深い結果となっています。詳細は以下から。
4K撮影モードのXperia Z4本体。「ご利用中に本体の温度が上昇するとカメラを終了することがあります。」という、Xperia Z3と同じメッセージが表示され、さっそく録画開始。なお、基本的に条件はXperia Z3の時と同じです。
4分経過。特に変化はありません。
Xperia Z3が強制終了した5分を経過しても……
6分、7分、8分、9分と時間は流れるばかり。
10分を経過したため、撮影は終了。
実験の様子はこんな感じ。
撮影終了後のカメラ撮影画面。「本体の温度が上昇しています。」という表示が出ており、本体背面が熱を持ってはいるものの、全く実用面で問題はありませんでした。Snapdragon 810搭載は予想以上に大きなポイントであるようです。
10分録画しましたが、バッテリーは10%も消費していません。
画面サイズや背面カメラ、デザインがXperia Z3とさほど変わらないため、ただのマイナーチェンジモデルなのでは……と感じる人も少なからずいるかと思われるXperia Z4。しかし、見えないところで大幅な進化を遂げているようです。
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