次世代iPhoneのカメラ、デュアルレンズ採用で劇的に進化か

スマホメーカー各社が1000万画素超えのカメラを相次いで採用する中、いまだ800万画素カメラを採用しているiPhone。

しかし光学手ブレ補正の採用やレンズの改善により、高画質化を進めているわけですが、新たにデュアルレンズを採用する可能性があることが明らかになりました。詳細は以下から。


台湾メディアの報道によると、HTCなどにデュアルレンズソリューションを提供しているAltekの夏氏が、「iPhoneの2016年モデルには8割の確率でデュアルレンズが搭載される」という見方を明らかにした上で、今後同レンズの採用がスマホの主流になると述べたそうです。

また、Altekに対して現在、5~6社からデュアルレンズの発注が行われており、これを受けて同社は2015年の携帯電話向け画像処理プロセッサの出荷見通しを前年比3倍となる3000万個に引き上げたとのこと。

デュアルレンズを採用したauの2015年夏モデルスマホ「HTC J butterfly HTV31」。2つ目のレンズが奥にフォーカスを当てて距離情報を記録することで、撮影した後から「好きな場所にピントを合わせて他をぼかす」などのさまざまな効果を加えることが可能。つまり次世代iPhoneではより一眼ライクな写真を撮りやすくなるわけです。

なお、台湾メディア「Digitimes」の市場調査によると、スマホカメラの高画質化もあって、コンパクトデジカメ市場は急速に収縮しており、2015年の出荷台数は前年比25%減の3000万台規模にとどまるとしています。

【携帯】 iPhone 16年モデル、8割の確率でデュアルレンズ搭載 HTC One製造台湾社トップ指摘 – EMSOne中国電子・電気・通信市場情報からEMS情報まで毎日更新! – www.emsodm.com

Altek expects growing adoption of dual-lens solutions for smartphone cameras

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