ライカが70年前に作成したスナイパーライフル型のカメラ用アクセサリがオークションに出品されることが話題となっています。
カメラで被写体を狙う。確かにスナイパーが敵を狙うのとちょっと似ているかもしれません。しかし、その発想で実際に作られたアクセサリが存在していました。しかも作ったのはカメラ好きなら知らない人はいない、あのライカです。
今回出品されるのはthe Leica Telephoto Assembly Rifle。ライカ・ガンとしても知られるこのアクセサリは元々1936年のベルリン・オリンピックの写真家のために作られたもの。その後戦間期には野生生物やスポーツを撮影する写真家の間で人気になっていた品です。
今回の出品はキャリーケースにカメラ本体、レンズ2本などが着いた100%オリジナル仕様とのこと。
各パーツの様子はこんな感じ。もちろん動作保証付きです。これはスコープに繋がるファインダー。
シャッターならぬトリガーです。
マウント部分。
銃床に当たる部分はこうなってます。
なお、今年のWestLicht photography auctionでのスタート価格は150000ユーロ(約2000万円)で、落札予想価格は350000ユーロ(約4800万円)とのこと。ちょっと気軽に買えるお値段ではありません。
それでもチャレンジしてみたい方は以下のサイトからチェックしてみてください。Lot33が該当商品となっています。
WestLicht Photographica Auction Kamera-Auktionen
Leica Camera Rifle Prototype Valued at Over $350,000
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