Appleが次世代iPhoneのディスプレイに有機ELを採用する可能性が浮上しました。詳細は以下から。
韓国メディア「BusinessKorea」の報道によると、AppleはiPhoneをはじめとする主力商品のディスプレイを液晶から有機ELに置き換えることを真剣に検討し始めていることを業界関係者が明かしたそうです。
これは色の鮮やかさや精細さ、輝度で有機ELが液晶を上回っていることを受けたもの。
また、Appleは有機ELを採用したフレキシブルなiPhoneの実用化を目指しており、現在非常に関係の深い部品メーカーと開発を進めているとのこと。気になる第1弾のリリース時期は2018年になる可能性が高いとしています。
ここまでの話だと、あくまで「有機ELでリードしている韓国のメディアが報じた希望的観測」と捉えることができなくもありませんが、今年1月にはAppleが出願したフレキシブルな(曲げられる)iPhoneの特許が認められています。
さらにApple WatchのディスプレイにはLGおよびSamsungの有機ELが採用されたほか、LGディスプレイは2017年の量産開始を目指して液晶の製造ラインを有機ELにシフトする方針とのこと。
そしてAppleから資金提供を受けたジャパンディスプレイの新工場は、将来的に有機ELの生産も視野に入れるとされているため、次世代iPhoneの有機EL搭載はもはや既定路線なのかもしれません。
Banana iPhones: Apple May Have Curved iPhones by 2018 | BusinessKorea
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