総務省のガイドラインに準拠する形で、SIMロック解除の条件を厳しくしたドコモが提供条件を再変更しました。詳細は以下から。
NTTドコモの報道発表資料によると、同社は7月13日(月)からSIMロック解除の提供条件を変更し、購入日から半年間非解除期間を設けていた5月1日以降発売の新機種についても、購入当日にSIMロックを解除できるようにするそうです。
これは契約回線において、前回のSIMロック解除実績から6ヶ月以上が経過したユーザーに対しては、新たに購入する機種について、購入当日からSIMロック解除が可能になるというもの。
つまり前回のSIMロック解除から6ヶ月以上が経過しているユーザーであれば、iPhone 6sを購入してすぐにSIMロックを解除できることになります。
なお、6ヶ月が経過していないユーザーに対しては、新たに購入する機種について、前回のSIMロック解除から6ヶ月が経過した日から、SIMロックを解除できるようになるとしています。
通話定額プランを強制し、短期間で機種変更した場合に月々サポートをゼロにするなど、ユーザーに対して締め付けを強化することが多いNTTドコモ。
もともと格安SIMの大半がドコモ回線を用いたものであることを考えると、SIMロック解除の意味はかつてより薄まりつつあるとはいえ、新機種を購入してすぐにSIMロックを解除できるようになるというのは、海外で利用することも多いユーザーなどにとっても朗報ではないでしょうか。
報道発表資料 : SIMロック解除の受付条件を一部変更 | お知らせ | NTTドコモ
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