「EeePC」「Zenfone」などをヒットさせ、Googleの「Nexus 7」シリーズも手がけたASUSが発売に踏み切った「ZenPad 10」の国内版に、グローバルモデルが混入していたことが明らかになりました。詳細は以下から。
ASUSのプレスリリースによると、同社が8月21日(金)に販売開始したLTE/SIMフリー対応10.1インチタブレット「ZenPad 10」のZ300CL-SL16について、初回出荷分の搭載プラットフォームがグローバル向け仕様であったことが判明したそうです。
これを受けて同社は他の色への交換ないし返金などの対応を行うことを表明。なお、色違いの同製品Z300CL-BK16(ブラック)、Z300CL-WH16(ホワイト)に関しては問題無いとしています。
「ZenPad 10」本体。10.1インチWXGA(1280×800)IPS液晶にIntelのAtom Z3560プロセッサ、2GB RAM/16GB ROM、500万画素背面カメラなどを搭載しており、気になる販売価格は3万6504円。
ディスプレイにはパネルとガラスの間のすき間を無くし、色鮮やかに見えるフルラミネーション技術や、指紋が付きづらいアンチフィンガープリント加工が施され、音質を向上させるために「DTS-HD Premium Sound」を採用しています。
「グローバル向け仕様のモデルが混入した」と聞くと、海外向けのハードウェア仕様など異なるモデルが日本で販売されてしまったのか……と思ってしまうところですが、ASUSに問い合わせてみたところ、「ハードウェアの仕様自体に問題は無く、単にグローバル端末向けのイメージをインストールしてしまったため、ATOKなどの日本市場向け機能が入っていない」という回答でした。
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