【カメラ比較】格安スマホ「Zenfone 2」は夜景撮影にどれだけ強いのか、Xperia Z4やisai vividなどと比べてみた

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先日行ったベンチマーク比較で、Galaxy S6 edgeやXperia Z4、HTC J butterfly、isai vividなどの2015年夏モデルとも十分戦える性能を見せつけたZenfone 2

そこで今度は現時点でほぼ最高峰のカメラを備えた2015年夏モデルスマホ「Xperia Z4」「isai vivid」と、夜景を撮り比べてみました。詳細は以下から。

◆まずは各モデルのカメラ機能をおさらい
・Xperia Z4
裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS」と画像処理回路「BIONZ」「Gレンズ」で構成された2070万画素カメラを搭載。ISO 12800の超高感度撮影(マニュアル撮影時は3200)に対応し、広角25mm。暗いところに強く、広い範囲を撮影できるのが特徴です。

・isai vivid
グローバルスマホ「LG G4」をベースに開発されたモデルで、F値1.8の明るいレンズおよび3軸光学式手ブレ補正を採用した1600万画素カメラを搭載。カラースペクトルセンサーでレンズが取り込んだ色を忠実に再現し、フラッシュを使わなくても自然な明るさで撮影できることを売りにしています。

・Zenfone 2
F値2.0、1300万画素カメラを搭載。ノイズを抑えながら明るさを通常の40%、コントラストを約200%アップできる「ローライトモード」へとワンタッチで切り替えることができ、暗くて見えにくいものでも鮮明に写し出すことができます。



◆さっそく夜景を撮影してみた
7台のスマホを持ち、実際に都内の夜景を撮影してみた写真は以下。比率はローライトモード時のZenfone 2を除いて、4:3を選択したほか、HDR前提の機種が増えてきたため、HDRをオンにした以外、基本的にカメラの設定には手を加えず、オートで撮影。また、夜景撮影の性能を試す目的である事および窓への反射なども抑えるため、フラッシュおよびモバイルライトはオフにしてあります。

まずは入場無料で地上202メートルの高さから東京を一望できる、都庁の展望室に。



撮影順はXperia Z4、isai vivid、Zenfone 2。サムネイルをクリックすると表示される拡大画像はファイルサイズの関係から、可能な限り大きな解像度で撮影したオリジナルの写真を横幅1400に一律でリサイズしたものです。

都庁から南東方面を望んだところ。手前のビルの窓や、右下にあるビルの屋根に注目。Xperia Z4やisai vividと比較してZenfone 2は暗く、ノイズが乗りがちです。




参考までにほぼ同じアングルから撮影したiPhone 6、HTC J butterflyはこんな感じ。Zenfone 2はiPhone 6よりノイズが多いものの、HTC J butterflyよりはかなり良い画質です。


続いては新宿パークタワー、東京オペラシティなどが見える南西方面。



Zenfone 2はノイズが乗りがちなものの、ディテールはしっかり残っている印象です。


あまり高層ビルなどが見えず、明かりの少ない練馬方面は苦戦しています。




新宿駅方面。手前のビルの壁面や窓に注目です。




Zenfone 2のローライトモードを起動したところ。今度は明るくなりすぎてしまいました。


都庁の足元にある、美内すずえの人気漫画「ガラスの仮面」で主人公・北島マヤが幻の演劇「紅天女」の世界観を掴むきっかけとなった「空の台座」と呼ばれるアートワーク。


暗く写りがちなZenfone 2ですが、奥のほうに見える「リヴェール」という文字をちゃんと写し出せています。


参考までにiPhone 6とGalaxy S6 edgeはこんな感じ。


隣にあった茂みを撮影してみました。Xperia Z4では低照度モードが働き、驚くほど緑豊かに映し出せています。


Zenfone 2のオート撮影(左)と、ローライトモード(右)の比較。先ほどは明るくなりすぎたローライトモードですが、今回はなかなかいい感じに写し出せているのではないでしょうか。


都庁自体を撮影してみたところ。


ローライトモードは真っ暗な中でかなりの威力を発揮するようです。


続いては新宿・歌舞伎町のドン・キホーテ新宿東口本店。画角の広さはXperia Z4>Zenfone 2>>isai vividです。




新宿某所の歓楽街。画面中央やや右の街灯にある「仲通り」の文字が読めるかどうかがカメラの評価を分けるポイントとなりそうです。




少し寂しいところに出てしまいました。色の乗りでZenfone 2が苦戦を強いられています。




新宿駅東口アルタ前ではZenfone 2がなかなかいい感じに。




isai vividが突き抜けている新宿駅東口




最後に渋谷駅のスクランブル交差点前。Zenfone 2は明暗の差が激しいところは可能な限り暗めに撮影することで破綻させないようにするようです。




◆少し独特なZenfone 2のカメラ、浮いたお金でWi-Fi連携できるデジカメを買うのもアリ?
特に暗所撮影が得意なカメラではないのかと思いきや、本当に真っ暗なところではローライトモードが火を噴く……という、なかなか面白いアプローチを採用しているZenfone 2。

Xperia Z4やisai vividといったカメラ重視のモデルには及ばないものの、同じ2015年夏モデルの「HTC J butterfly」などよりはキレイに撮れる印象でした。状況に合わせてローライトモードを使いこなせば化けそうです。

また、Zenfone 2本体が一般的な夏モデルスマホよりも数万円程度安いことを考えると、浮いたお金でスマホ連携できるデジカメを買ってしまうのもアリかもしれません。

そのため「写真は一眼で撮るからカメラ性能はそこまで必要ない」といった本格志向の人などにとっても、Zenfone 2は悪くない選択肢なのではないでしょうか。

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